ビクター、Ethernet伝送や3Dに対応したHDMIケーブル

-スチール製シールドケースでノイズ耐性を強化


1月下旬発売

標準価格:オープンプライス


 日本ビクターは、HDMIケーブルの新製品として、Ethernetチャンネルや3D映像などの新規格に対応した製品を1月下旬に発売する。長さは0.7~3mの6種類、カラーはブラック/ホワイトの2色で、計12製品をラインナップする。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は下表の通り。

型番カラーケーブル長店頭予想価格
VX-HD107Eブラック(B)
ホワイト(W)
0.7m2,000円前後
VX-HD110E1m2,500円前後
VX-HD115E1.5m3,000円前後
VX-HD120E2m3,500円前後
VX-HD125E2.5m3,700円前後
VX-HD130E3m4,000円前後

 新規格の「HIGH SPEED with ETHERNET」認証済みのHDMIケーブル。HDMIの最新バージョン「1.4」で採用されたHDMI Ethernetチャンネル(HEC)や、3D、4K、オーディオリターンチャンネル(ARC)の信号伝送にフル対応したという。

 プラグ部にはスチール製のシールドケースを使った独自の「ギャップレス強化シールド構造」を採用し、高周波不要輻射などの電界ノイズを防ぐほか、磁界による外部ノイズなどの侵入も抑制。デジタル信号を忠実に伝送するとしている。

 映像/信号線のほか、HECやARCの信号線にもアルミ箔シールド付きのツイストペアケーブルを採用。芯線を高密度編組線とアルミ箔で3重にシールドしてノイズを防ぎ、内部信号の干渉による信号劣化も抑えるという。端子は24金メッキで、防塵キャップも付属する。



(2010年 1月 15日)

[AV Watch編集部 中林暁]