「K-1」で3D撮影開始。ライブ放送も検討
-4月3日の横浜大会から撮影。フジテレビとFEGが協力
3月31日発表
フジテレビとキックボクシングの「K-1」を運営するFEGは、4月3日に開催する「FieLDS K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA」において、3D撮影を開始することを発表した
フジテレビとFEGが共同事業として取り組むもの。4月3日の大会では、5台の3Dカメラを設置し、ライブ映像をフジテレビに伝送する。放送の予定は決まっていないが、「FEGと協力して一つの作品として編集する。出力のためのいろいろな可能性を探っていく(フジテレビ スポーツ局 鈴木制作担当部長)」という。
K-1の谷川貞治イベントプロデューサーによれば、「スカパー!さんが最有力。スカパー!に3D専門チャンネルが開局するのでそこで放送したい。9月の開幕、12月の決勝大会にはライブ中継ができるように交渉していきたい」としている。
「2009年12月の大会はソニーの協力のもと3D撮影を行なった。縦の動きは個人競技ならではの迫力がある。3Dならではの迫力、3Dこその人気選手が出てくるかもしれない。新しいメディアの中でも、格闘技はキラーコンテンツ。パイオニアになって、K-1が先んじて見せて行きたい(K-1 谷川イベントプロデューサー)」。
(2010年 4月 1日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]