RIAJ、PCやナビのCD曲名誤表示についての窓口を案内
-曲名/アーティスト誤表示について対応窓口を紹介
6月30日開始
日本レコード協会(RIAJ)は、CD再生時の曲名誤表示などについて、正しい情報を案内するためのWebページ「CD再生時の曲名等の誤表示に関する情報」を公開した。
RIAJや協会会員社では、パソコンやカーナビなどでCDを再生する際に、「画面に間違えた曲名やアーティスト名などが表示される」などのユーザーからの報告を受けることが多いという。
これらの表示情報は、CDに記録されたものではなく、機器の内蔵データベースやネットワーク経由で取得したデータを利用している。例えば、iTunesやSonicStageではグレースノート(Gracenote)のCDDBを利用しており、誤表示はCDDBの誤りに起因する。
そのため、問題の所在を明らかにするとともに、誤表示が発生した際に、データ提供各社への窓口を紹介することで、正しい情報提供に生かすことを目的にWebページを開設した。
RIAJの情報ページでは、PCでの利用時には、iTunesやSonicStage利用時の誤表示発生についてはグレースノートに問い合わせるように告知。Windows Media Playerについては、RIAJからマイクロソフトに窓口設置を依頼しているという。
また、ステレオコンポやカーナビについては、購入したコンポやナビの製造メーカーに問い合わせるよう呼びかけている。
(2010年 6月 30日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]