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ヤマハ、TV前に設置できる薄型YSP「YSP-2200」

−シリーズ初のサブウーファ付。実売9万円前後


左からリモコン、サブウーファ、センターユニット
 ヤマハは、「デジタル・サウンド・プロジェクタ」YSPシリーズの新スタイルとして、テレビラックの上に設置できる薄型筐体と、サブウーファで構成する「YSP-2200」を10月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9万円前後の見込み。カラーはブラック(B)。

 横長筐体に16個の小型ユニットを搭載し、サウンドビームを放出。壁などに反射させることで、前方設置にも関わらず、他のバーチャルサラウンドシステムより明瞭なサラウンドが体験できるという同社のデジタル・サウンド・プロジェクタ「YSPシリーズ」の新モデル。


テレビ前に設置しても画面を遮らない薄型筐体を採用した
 従来のYSPシリーズはウーファも筐体の中に内蔵し、テレビラック内の棚に設置するものが多かったが、YSP-2200はシリーズで初めてウーファを分離。センターユニットの小型/薄型化を実現し、ラックの天板に、テレビの画面を邪魔せずに設置できるようにしたのが特徴。

 センターユニットには2.8cm径のビーム用スピーカーを16個、横並びに設置。内蔵アンプの最大出力は2W×16。筐体の高さを調節する機構も備えており、テレビのリモコン受光部をふさがない配慮もされている。外形寸法は944×145×79〜89mm(幅×奥行き×高さ)。重量は4.3kg。


下部にあるのがYSP-2200。上部はテレビのスピーカー。YSP-2200に搭載されている小型ユニットが、縦は1つで、横一列に多数並んでいるのがわかる

サブウーファは横置き、縦置きのどちらにも対応

 低音を補うために、10cm径ウーファを2基搭載したサブウーファもセットにしている。サブウーファはパッシブ型で、サブウーファ用アンプはセンターユニットに内蔵している。最大出力は100W。専用設計で最適なチューニングをほどこしたサブウーファであるため、センターユニットと繋がりがよく、リアリティに満ちた鮮やかなサラウンド再生が可能になるという。

 サブウーファの外形寸法は435×350×137mm(幅×奥行き×高さ/横置き時)で、縦置き、横置きのどちらにも対応する。

 システム全体の再生チャンネル数は7.1chまで対応。付属のマイクで音響測定を行ない、音響処理やビーム特性を自動でセッティングする「インテリビーム」機能も搭載。内蔵デコーダはドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioなど、HDオーディオのデコードに対応する。

 シネマDSPも搭載しており、スクウェア・エニックスとの技術交流でリニューアルされたゲームモードなど、様々なサラウンドモードを使用可能。EPGの番組情報と連動して、サラウンドモードを番組ごとに自動的に切り替える「おまかせサラウンド」機能も備えている。

 HDMIは入力が3系統、出力が1系統。3D映像やARC(オーディオリターンチャンネル)にも対応。HDMI CECもサポートし、大手テレビメーカーのテレビやレコーダとの連携操作が可能。そのほかの入力はアナログ音声×1、光デジタル音声×2、同軸デジタル音声×1。出力はメニューやiPodからの映像出力に使用するコンポジットを1系統備える。また、同社別売のiPod用Dockを接続するためのDockポートも用意している

 筐体はアルミで、不要な振動を抑制する剛性を確保。消費電力は55W。リモコンや各種ケーブルが付属する。


シリーズで初めて、サブウーファをセットにしている。パッシブ型で、サウンドバー側のアンプでドライブする サウンドバー部はアルミ製で、表面はヘアライン仕上げ

(2010年 9月 1日)

[ AV Watch編集部 山崎健太郎]