NHKオンデマンド、12月に「特選月額見放題」開始

-月額945円で大河/特別ドラマなどPCで見放題


 NHKオンデマンドは、サービス開始2周年となる12月1日より、特選ライブラリーの「特選月額見放題パック」をPC系サービスで開始する。テレビ系については、2011年1月以降の展開を予定している。

 月額945円で、特選ライブラリーの中の多くのコンテンツを見放題にするサービス。過去の名作を配信する「特選ライブラリー」は、現在3,200本を越える本数を用意しているが、このうち約2,500本の番組が契約期間中であれば何回でも視聴できるようになる。

 内訳は、「篤姫」など大河ドラマが約200本、「おしん」、「ちゅらさん」など連続テレビ小説が約700本、「坂の上の雲 第1部」などスペシャルドラマが19本、「ハゲタカ」などその他ドラマが約200本、NHKスペシャルが約185本、NHK特集が約70本、定時番組が約900本、特集番組が約185本。

 なお、毎週金曜日に追加される「新着」は、当初はパックに含まれず、新たに設ける「特選プレミアム」として単品もしくは、特選お得パック(3本以上セットで割引)で提供。原則3カ月後に特選月額見放題パックに移行する。また、「海外ドラマ」も、特選月額見放題パックには含まれず、「特選プレミアム」のみの提供になる。

 なお、単品購入についても、日向英実放送総局長が10月20日の会見で、「単品タイトルの料金も見直し、30分以内の番組は105円、30分超えの番組は210円に変更する方向で検討している」ことを明らかにしている。


(2010年 10月 21日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]