パナソニック、“女性視点”の小型AVCHDビデオカメラ

　パナソニックは、女性視点を生かしたという小型ビデオカメラ「HDC-TM45」とAVCHDカメラで世界軽量を謳う「HDC-TM25」を2月25日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はTM45が7万円前後、TM25が45,000円前後。

HDC-TM45	HDC-TM25

■ HDC-TM45

HDC-TM45-W

　HDC-TM45は、カラーバリエーションやデザインに女性の要望を多く取り入れたというビデオカメラ。カラーは、クリアホワイト(W)、ベリーピンク(P)、キャメルベージュ(C)、ショコラブラウン(T)の4色を用意する。女性の手でも持てるようにコンパクトなボディを採用している。

　撮像素子は1/5.8型 150万画素の単板MOSで、動画/静止画撮影時の有効画素数は112～130万画素(16:9)。レンズは光学34倍ズーム(35mm換算 33.7～1,240mm/F1.8～4.0)で、超解像技術を使ったiAズーム機能により、画質劣化を抑えながら42倍までのズーム撮影が行なえる。

HDC-TM45-P	HDC-TM45-C	HDC-TM45-T

　光学式手振れ補正も搭載。手振れロック機能を備えており、液晶画面の手振れロックボタンを押すことで、手振れ補正範囲を拡張し、強力に手振れを抑えることができる。記録方式は最高1,920×1,080/60iのAVCHD。最高300万画素の静止画撮影にも対応する。

　内蔵メモリは32GBで、SDXC対応のSDカードスロットも装備。風の音を抑える「風音キャンセラー」や、個人認識、シーンに合わせてきれいに撮影できる「おまかせiA」、顔や色を追尾して撮影する「追っかけフォーカス」などの機能を搭載する。静止画記録にも対応し、動画撮影時に笑顔を検出し、自動的に静止画を撮影する「笑顔オートシャッター」にも対応する。新ズームマイクも搭載する。

　モニターは、2.7型/約23万画素のタッチパネルで、ズーム調整やピント合わせなども行なえる。撮影した映像から自動でおすすめシーンを抽出して再生し、スロー再生などの演出を加える「おまかせムービースライドショー」も搭載している。

　ミニHDMI出力のほか、AVマルチ出力を装備し、変換ケーブルでD端子やコンポジット、アナログ音声出力に対応。ミニUSB端子も備えている。PC用の編集ソフト「HE Writer AE 3.0」が付属する。バッテリは「VW-VBK180-K」で、連続撮影時間は約1時間50分、実撮影時間は約55分。外形寸法は51.5×111×59mm(幅×奥行き×高さ)。バッテリを含む重量は約235g。

■ HDC-TM25

　本体重量が約169gで、世界最軽量というAVCHDビデオカメラ。カラーはシルバー(S)とレッド(R)の2色。

HDC-TM25-S	HDC-TM25-R

　撮像素子は1/5.8型 150万画素の単板MOSで、動画/静止画撮影時の有効画素数は119万画素(16:9)。レンズは光学16.8倍ズーム(35mm換算 42.9～721mm/F1.8～2.6)で、50/200倍のデジタルズームも搭載。光学式手振れ補正も搭載している。記録方式は最高1,920×1,080iのAVCHD。最高210万画素の静止画撮影にも対応する。

　内蔵メモリは8GBで、SDXC対応のSDカードスロットも装備。5つのシーンに合わせて撮影できる「おまかせiA」などを搭載する。モニターは2.7型/約23万画素。

　出力端子はミニHDMIと、AVマルチ。AVマルチは変換ケーブルでD端子やコンポジット、アナログ音声出力に対応する。ミニUSB端子も備えている。PC用の編集ソフト「HE Writer AE 1.0」が付属する。

　バッテリは「VW-VBK180-K」で、連続撮影時間は約2時間15分、実撮影時間は約1時間10分。外形寸法は51.5×108.5×57.5mm(幅×奥行き×高さ)。バッテリを含む重量は約211g。