JVCケンウッド、パナソニックの持株比率が20%未満に

-持ち分法適用子会社から外れる


 JVC・ケンウッド・ホールディングスは14日、パナソニックが1月25日付でその他関係会社ではなくなったと発表した。

 JVCケンウッドは、1月25日に海外募集による新株式発行と自己株式の処分を実施した。これにより、パナソニックのJVCケンウッドに対する議決権比率が20%未満に低下し、JVCケンウッドとその連結子会社がパナソニックの持ち分法適用子会社ではなくなった。その結果パナソニックはJVCケンウッドのその他関連会社でなくなった。3月14日現在のパナソニック直接保有分は19.28%。

 JVCケンウッド統合前の日本ビクターについては、1954年以来自主自立を維持しながら、53年に渡り松下電器産業(現パナソニック)の連結子会社となっていた。2008年の経営統合を機に連結子会社からは外れていた。


(2011年 3月 17日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]