RIAJ、2011年第3四半期の有料音楽配信売上実績発表

-ネットは増加、モバイルは前年割れ


 日本レコード協会(RIAJ)は25日、2011年第3四半期(7~9月)における有料音楽配信売上実績を公開した。ダウンロード数は前年同期比79%の8,866万回、売上金額は同81%の175億500万円で、どちらも前年割れとなった。

 統計は、協会加盟全社の配信実績をまとめたもの。シングル/アルバム曲、音楽ビデオなどを合計した「インターネット・ダウンロード」、オリジナル音源による携帯電話用シングル曲及び、着メロ、着信音などの「モバイル」、「その他」の3項目を集計している。

 インターネットからのダウンロードは、ダウンロード数が前年比116%の1,556万8,000回、金額では同127%の32億200万円。回数の内訳は、シングルが前年比115%の1,398万7,000回、アルバムが同113%の84万1,000回。

 モバイルは、ダウンロード数が前年比74%の7,283万回、金額が同75%の140億5,700万円と前年割れしている。

 「その他」に含まれるサブスクリプションサービスは、インターネットが前年同月比151%の8,800万円、モバイル向けが同56%の5,300万円となった。


(2011年 11月 28日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]