パナソニック、IPS液晶採用TV「VIERA」C5シリーズ

-19~37型の5機種。USB HDD録画にも対応


サイズは19~37型の5機種

 パナソニックは、液晶テレビ「VIERA」の新モデルとして、IPSパネル(19型除く)とLEDバックライトを使ったC5シリーズ5機種を、2月10日より順次発売する。サイズは19~37型の5機種。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は37,000円~9万円前後。

 カラーはブラックだが、19型の「TH-L19C5」のみK(ブラック)、P(ピンク)、W(ホワイト)の3色を用意する。


サイズ品番パネル解像度店頭予想価格発売日
37型TH-L37C51,920×1,0809万円前後2月10日
32型TH-L32C51,366×76863,000円前後
26型TH-L26C51,366×7686万円前後
23型TH-L23C51,920×1,08047,000円前後3月9日
19型TH-L19C51,366×76837,000円前後2月10日

 19型を除いたモデルは、いずれもIPSパネルを採用。32型はIPSαパネルを使っている。チューナは地上/BS/110度CSデジタルの3波チューナを1基搭載。USB端子を備え、別途USB HDDなどを接続し、番組の録画にも対応。LAN経由で対応DIGAなどに、録画番組を高速ダビングする事もできる。録画番組のシーンの切り替わりを自動的に検出し、チャプタを区切る機能も備えている。

 パネル解像度は37型が1,920×1,080ドット、32型と26型、19型が1,366×768ドット。23型は1,920×1,080ドットのフルHD。「37C5」のみ2倍速駆動「Wスピード」を搭載。独自のアルゴリズムで精度の高いコマ補間を行なうほか、動き部分にフォーカスした黒挿入のバックライト制御を行なう「モーションフォーカス技術」も取り入れている。

 高透過率なパネルと、LEDのバックライト、さらに回路の動作状況に合わせて電源供給を制御する機構を組み合わせ、消費電力を削減。部品点数も削減し、年間消費電力量を従来モデルと比べ、大幅に削減したという。「明るさセンサー」や「無信号自動オフ」、「番組連動 おまかせエコ」、「こまめにオフ」などの機能で構成される「エコナビ」も備えている。

 画質面では、1フィールドごとに検出した映像シーンの特徴に応じてLEDバックライト光量を制御する「コントラストAI機能」を搭載。黒が引き締まった深みのある映像が表示できるという。

 また、映像メニューに「オート」モードを搭載。視聴環境をセンサで検知し、明るさや黒レベルなどをシーン毎に制御する。映画コンテンツ(2-3プルダウン映像)を、自動検知し、最適なモードで表示する機能も備えている。

 オンタイマー&オフタイマー機能や、最大7時間分のEPGを表示できる「インテリジェントテレビ番組ガイド」も利用可能。Gガイドのサービスである、最大一カ月先までの番組情報からの、番組検索も行なえる。

 スピーカーのサイズは、従来のC3シリーズから変更していないが、形状や材料を工夫する事で、小型ながらクリアな音質を実現したという。

 

品番TH-L37C5TH-L32C5TH-L26C5TH-L23C5TH-L19C5
サイズ37型32型26型23型19型
パネル解像度1,920×1,0801,366×7681,920×1,0801,366×768
定格消費電力
(待機時消費電力)
72W
(約0.1W)
47W
(約0.1W)
46W
(約0.1W)
40W
(約0.1W)
29W
(約0.1W)
年間消費電力量69kWh/年36kWh/年42kWh/年42kWh/年29kWh/年
スピーカー2.2×7.5cmフルレンジ
×2個
6.5cm径フルレンジ
×2個
3×10cmフルレンジ
×2個
音声実用最大出力総合20W総合10W
入出力端子HDMI入力×2
D4入力×1
(音声はビデオ入力と兼用)
コンポジット入力×1
音声出力
(ビデオ入力と兼用)
ヘッドフォン×1
Ethernet×1
USB×1
HDMI入力×2
D4入力×1
(音声はビデオ入力と兼用)
コンポジット入力×1
音声出力
(ビデオ入力と兼用)
ヘッドフォン×1
Ethernet×1
USB×1
外形寸法
(スタンド含む)
(幅×奥行き×高さ)
87.1×23.8×
57.9cm
77.9×20.7×
53.6cm
64.9×19×
44.8cm
57.3×18.7×
40.3cm
46.9×16.3×
34.6cm
重量
(スタンド含む)
約13kg約10kg約7kg約6kg約4.5kg

 


(2012年 1月 16日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]