COWON、フルHD/FLAC対応のAndroidメディアプレーヤー

COWON Z2 plenue

　コウォンジャパン(COWON)は、Android OS 2.3を搭載したマルチメディアプレーヤー「COWON Z2 plenue」を5月11日より発売する。内蔵メモリ容量は8/16/32GBの各モデルとブラック、パープルのカラーバリエーションが用意され、一部製品はCOWON直販ショップ限定となる。

　価格はオープンプライスで、Web直販価格は8GBが25,800円、16GBが27,800円、32GBが29,800円。カラーは8GBがブラック、16GBがホワイト、32GBがブラックとホワイト(COWON直販限定)となる。

　Android OSを搭載したマルチメディアプレーヤー。3.7型/800×480ドットの有機ELディスプレイを採用し、タッチパネル(静電式)操作に対応する。本体のディスプレイでフルHD動画の再生ができるほか、別売HDMIケーブルを使ったテレビ出力も可能。microSDスロットも装備し、最大32GBのmicroSDに対応する。本体の動きに合わせて、表示画面の縦横を切り替える「G-センサー」も搭載する。

　CPUはARM Coretex-A8 1GHzで、ビデオ処理用のVPUも搭載。フルHD映像をスムーズに楽しめるという。対応ビデオコーデックは、MPEG-4 AVC/H.264やWMV、XviD、DivX、MPEG-1など。付属のパソコン用変換ソフトウェア「Jet Audio」により、最適化した動画ファイルを作成できる。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7。

ホワイトとブラックを用意	COWON Z2 plenue	フルHD動画再生に対応

　対応オーディオ形式は、MP3、WMA、OGG、FLAC、APE、WAV、Monkey's Audioで48種類のエフェクトを持つ「JetEffect 5.0」や高音質化技術「BBE+」を搭載する。区間リピートや再生速度変更にも対応。再生周波数帯域は20Hz～20kHzで、SN比は95dB。出力は29mW×2ch(16Ω)。イヤフォンは単品販売もしている高級ユニット採用の「COWON SE2」が付属。スピーカーも内蔵する。JPEG、PNG、GIF、BMPの写真表示にも対応する。

　IEEE 802.11b/g/nの無線LANを搭載し、Webブラウズやメール、YouTubeの再生などに対応。YouTubeは専用のアプリ「JetVD」により、最適な画質設定や検索などが行なえる。Bluetooth 2.1+EDRにも対応し、プロファイルはA2DP/AVRCP/OPPをサポートする。

　FMラジオや内蔵マイクによるボイスレコーダ機能を搭載。メールやカレンダー、住所録、計算機などの機能も備えている。バッテリは内蔵リチウムポリマーで、ACアダプタのほか、USBでの充電に対応。充電時間はACアダプタで3時間30分以内、USBで7時間以内。再生時間は音楽で最大22時間、ビデオで最大8時間30分。

　別売ケーブルにより、HDMI出力やAV出力(コンポジット、S/PDIF出力に対応。外形寸法は116.5×64.8×11.8mm(縦×横×厚み)、重量は116g。ACアダプタやイヤフォン、USBケーブルなどが付属する。