東芝、実売4万円からのパーソナル向けREGZA「B5」

-24型約5万円、19型4万円。USB HDD追加で録画


24型の「24B5」

 東芝は、液晶テレビ・REGZAのパーソナル向けモデル「B5」シリーズを7月上旬より順次発売する。価格はオープンプライス。発売時期と店頭予想価格は、24型の「24B5」が8月中旬で5万円前後、19型「19B5」が7月上旬で4万円前後。

 地上/BS/110度CSデジタルの3波チューナを各1基搭載した液晶テレビ。パネルは24型が1,920×1,080ドットのVA方式、19型は1,366×768ドットでTN方式。どちらもLEDバックライトを採用。コントラストとダイナミックコントラストは、24型が5,000:1と360万:1、19型が800:1と330万:1となる。

 LEDバックライトの採用によりコントラストを向上。映像エンジンは「レグザエンジン」で超解像技術「レゾリューションプラス4」や、「おまかせドンピシャ高画質2」などに対応。微妙な色合いをなめらかに描写する「階調クリエーション」や、ギラツキを抑えた鮮明な表示を行なう「シャープネス・オプティマイザー」、アニメ映像を色鮮やかに描写する「アニメモード」なども利用できる。


19型「19B5」付属のシンプルレグザリモコン

 録画機能「シングルチューナー留守録」も搭載。別売のUSB HDDを接続して録画ができる。シングルチューナモデルだが、地デジ視聴時にBS/110度CSの録画は可能。逆に、BS、もしくは110度CS視聴中に地上デジタルを録画する事もできる。「簡単連ドラ予約」や「ちょっとタイム」、「今すぐニュース」などの機能も用意する。

 ゲームプレイ時の遅延時間を抑える「ゲームダイレクト」や放送電波で時計情報を補正する「放送電波時計」を採用し、画面上に正確な時刻を表示する「いつでも時計」なども搭載する。

 ナローベゼルを採用した省スペース設計で、個室や寝室で使いやすいという。入力端子はHDMI×2、D5入力×1、コンポジット×1、アナログ音声×2。ヘッドフォン出力やEthernetも装備する。

 消費電力は24型が58W(待機時0.3W)、19型が41W(待機時0.3W)。年間消費電力量は24型が47kWh/年、19型が38kWh/年。外形寸法と重量は、24型が56.8×17.8×39.5cm(幅×奥行き×高さ)で、7kg。19型が44.6×18.9×32.5cm(同)で、6kg。両モデルともシンプルレグザリモコンが付属する。


(2012年 6月 14日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]