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米Amazon、8.9型IPS液晶の電子書籍「Kindle Fire HD」

−1,920×1,200ドット/299ドル。「Paperwhite」も


Kindle Fire HD

 米Amazonは6日(米国時間)、電子書籍端末の新機種「Kindle Fire HD」と、「Kindle Paperwhite」を発表した。9月14日より順次発売する。

 IPSカラー液晶搭載のAndroidタブレット「Kindle Fire HD」は、7型/メモリ16GBモデルを199ドルで9月14日に発売。8.9型/1,920×1,200ドットのモデルは299ドルで11月20日、同じく8.9型で4G LTE高速通信に対応したモデルも用意し、32GBモデルが499ドル、64GBモデルが599ドルで11月20日発売。年額49.99ドルで、データ通信(月250MB)やクラウドストレージ(20GB)付きのプランも用意する。また、既存の7型Kindle Fireは、動作速度を40%向上させ、メモリを2倍にして159ドルで9月14日より発売する。

 6型電子ペーパー採用の「Kindle Paperwhite」は、無線LANモデルが119ドル、無線LAN/3G搭載モデルが179ドルで10月1日発売。従来のKindleについては、ページ送りの速度やフォントなどを改善して6日より69ドルに値下げした。



■ 1,920×1,200ドット液晶搭載の「Kindle Fire HD 8.9"」など

 従来のKindle Fireから強化されたポイントは、8.9型に1,920×1,200ドット、7型に1,280×800ドットの高解像度液晶を備えたこと。また、偏光フィルターとタッチセンサーの改善などで表面の光沢を25%抑え、豊かな色表現と高コントラスト化を実現。高性能CPUとグラフィックエンジンによる素早くスムーズな動作や、2つのステレオスピーカーを備え、タブレットで初というドルビーデジタルプラス音声へ対応したことも特徴。NetflixやPandraといったサードパーティ製のアプリを使った動画/音楽再生などに利用できる。

 無線LANのデュアルアンテナ搭載/MIMO技術などで従来のタブレットに比べダウンロード/ストリーミング速度を40%向上させたという。さらに、4G LTE対応モデルも用意。「X-Ray」機能にも対応。電子書籍や映画、教科書の利用時に、登場人物や地名などの項目について、WikipediaやIMDbなどから関連情報を引用して表示できる。

 本体前面にカメラも備え、Skypeのビデオ通話も行なえる。Bluetoothを搭載するほか、HDMI出力も装備する。7型のバッテリ寿命は最長11時間。8.9型モデルの外形寸法と重量は、約240×165×8.9mm(縦×横×厚さ)、約567g。7型は約193×137×10.1mm(同)、約394g。



■ コントラスト比を高めた電子ペーパー搭載型「Kindle Paperwhite」も

Kindle Paperwhite

 モノクロの電子ペーパーを採用する「Kindle Paperwhite」は、従来のKindleに比べて解像度を62%、コントラストを25%向上させたながら、無線LANモデルが119ドル(3G+無線LANモデルは179ドル)という低価格を実現。

 フロントライトの液晶を搭載し、ユーザーの目の負担を軽減。タッチ操作もより正確に行なえるという。バッテリ寿命も改善しており、ライトを付けた状態で8週間利用可能としている。外形寸法は約170×116×9.1mm(縦×横×厚さ)、重量は約212g。



(2012年 9月 7日)

[ AV Watch編集部 中林暁]