ニュース
ヤマハ、Bluetooth対応の一体型オーディオ「Restio」
iPod Dock/CD/FM/USB搭載。壁寄せ可能なスリムデザイン
(2013/2/7 14:48)
ヤマハエレクトロニクスマーケティングは、一体型オーディオシステム「Restio(レスティオ)」の新モデル「ISX-B820」を、2月中旬に発売する。価格は92,400円。カラーはエメラルドグリーン(EG)、ダリアマゼンタ(MG)、ホワイト(W)の3色。
2011年に発売された「ISX-800」に続く、Restioシリーズの第2弾モデル。スタンドと一体化したスリムな一体型オーディオ。FMラジオとCDプレーヤーを内蔵し、iPhone/iPod用Dock(30ピン)、USBメモリ内の音楽再生が可能なUSB端子、外部入力を搭載。新モデルではさらに、Bluetooth機能も追加。ワイヤレスでスマートフォンなどから音楽再生ができるようになっている。
Bluetooth Ver 2.1+EDRに準拠し、プロファイルはA2DP、AVRCPに対応。コーデックはSBC/AACをサポート。SCMS-T方式にも対応する。
iPod Dockに接続できるモデルは、iPod classic、第2~第6世代のiPod nano、第1~4世代のiPod touch、iPhone 3G/3GS/4/4S。iPod/iPhoneとはデジタル接続で、ISX-B820側のDACやアンプを使用するため、高音質な再生ができるという。
USBメモリなどに保存したMP3/WMAファイルの再生も可能。CDプレーヤーでは、CD-R/RWに保存したMP3/WMAも再生できる。圧縮音楽の再生時に、高音の伸びや中低音の厚みの不足を解消するヤマハのオリジナル技術「MUSIC ENHANCER(ミュージック・エンハンサー)」も利用可能。ステレオミニの外部アナログ入力も備えている。
時計機能も搭載。表示は2パターン用意し、輝度も2段階から設定可能。部屋の明るさに応じた自動調整機能も備えている。また、任意の時間に様々な音楽ソースをアラーム音に設定できるほか、設定時刻の3分前から曲の再生を始め、ゆっくり音量アップし、設定時刻にビープ音を鳴らす「インテリアラーム」も利用できる。
スピーカーは10cm径ウーファと3cm径ツイータを各2基搭載した、2ウェイステレオ。アンプの最大出力は15W×2ch(6Ω)となる。再生周波数帯域は55Hz~20kHz。
スタンド部分の底面は円形だが、半円状にする事もでき、壁際に寄せて設置できる。また、電源ケーブルをスタンド内を通して底面から引き出せるため、スッキリとした配線が可能。前面には綾織り仕上げの金属パネルを使い、下地にストライプ柄の不織布を重ねて立体感を演出。スピーカーユニットを意識させないデザインになっている。
消費電力は20W、待機時消費電力は1.5W(省電力モード時は0.5W以下)。スタンドを含めた外形寸法は410×295×997mm(幅×奥行き×高さ)、重量は12kg。リモコンやFMアンテナなどを同梱する。