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バッファロー、トランスコーダ内蔵のDTCP+対応NASを今夏発売

LS410DXシリーズ

 バッファローは、外出先から家庭内の録画番組を楽しめるNAS(LAN HDD)「LS410DXシリーズ」を今夏より発売する。価格や詳細は後日発表予定。

 特徴は、リモート視聴技術である「DTCP+」に対応し、外出先から自宅にあるデジタル放送録画番組を保存したNAS(LS410DX)にアクセスし、視聴できること。DTCP+に対応するだけでなく、トランスコーダを内蔵することで、外出先のスマートフォンへのデータ転送時に、動画ファイルを自動変換して、インターネット回線経由での番組視聴でも快適に視聴できるようにした。

 リモートアクセス機能はデジオンの「DiXiM Media Server」により実現。配信するコンテンツの遠隔視聴用に適切なビットレートや解像度を選択できる。デジタルライフ推進協会(DLPA)が策定した「DLPAリモートアクセスガイドライン」に対応する。

 LS410DXシリーズでは、DTCP+とトランスコーダの搭載に加え、SCEのNAS/地上デジタルレコーダ「nasne(ナスネ)」で録画した番組のムーブに対応。nasneからムーブした番組を外出先で楽しめる。宅内ネットワーク上での録画番組のムーブや視聴が行なえるDTCP-IPにも対応している。テレビ番組以外の写真/動画/音楽ファイルをスマートフォン/タブレットから楽しめるパーソナルクラウド「Web Access」機能も搭載する。

10日開催のデジタルライフ推進協会の発表会で展示された「LS410DXシリーズ」
nasneからのダウンロードムーブに対応
外出先のスマートフォンからアクセスして再生

 バッファローでは、1月にDTCP+対応のNASとして「LS300AVシリーズ」を今春に発売すると予告していた。しかしトランスコーダの搭載が必要と判断し、「LS410DXシリーズ」を第1弾のDTCP+対応NASとして、今夏発売することとした。

 なお、トランスコーダ搭載のDTCP+対応NASとしては、アイ・オー・データ機器も「RECBOX +REMOTE HVL-ATシリーズ」を6月下旬より発売予定。

LS410DXシリーズ
前面
背面

(臼田勤哉)