アスク、PCレスでVHS/ベータなどをデジタル化する「キオクのひきだし」

キオクのひきだし(AVT-C293)

　アスクは、台湾AVerMedia TECHNOLOGIESのアナログビデオ用キャプチャユニット「キオクのひきだし(AVT-C293)」を10月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円台前半。

　VHSやベータ、8mmなどのアナログビデオをデジタル変換するビデオキャプチャユニット。別売のHDDに録画でき、PC不要で使用可能。本体に2.5型HDD(7/9.5mm厚まで)を内蔵できるほか、USB HDDも接続可能。入力はコンポジットとS端子、アナログ音声(RCA)に対応。出力はHDMIとD端子(D4/D5対応)、アナログ音声(RCA)を搭載し、テレビで変換した映像を見ることができる。

　録画フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264(MP4)、解像度は480i。JPEG形式の静止画もキャプチャ可能。ビデオ機器との接続方法はイラスト付の画面でわかりやすく表示され、接続や録画設定などをステップごとに確認できる。録画データは録画日時やファイル名、「家族」や「友人」といったカテゴリで分類・整理可能。キャプチャ時に、色彩を鮮やかにしたり、セピア調にする映像効果も利用できる。

　電源はACアダプタを使用し、消費電力は4W。外形寸法は190×152.5×33.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は425g。ビデオ/音声入力ケーブルやHDMIケーブル、リモコンが付属する。

本体背面

コンポジット/S端子入力用のケーブルが付属する