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エミライ、カナダの音響アイソレーションブランド「IsoAcoustics」を日本導入

エミライは、カナダ・オンタリオ州に本拠を構える音響アイソレーションブランド「IsoAcoustics」のホームオーディオ関連製品について、輸入代理店契約を締結した。業務の開始時期や取扱製品の詳細、サポート体制、日本市場専用Webサイトの公開時期など、詳細は準備が整い次第アナウンスされる。

IsoAcousticsは、2012年1月にカナダ・オンタリオ州マーカムで創業した音響アイソレーションの専業ブランド。ブランドの技術的基盤は、創業者・Dave Morrison氏がカナダ放送協会(CBC)で、約20年にわたって携わったラジオ・テレビスタジオの設計・建設の経験に由来しているという。

Morrison氏は、トロントに建設された総面積172万平方フィートを超える世界最大級のマルチメディアセンターの設計チームにも参画し、音響空間制御における知見を積み重ねており、そうした現場での経験から生み出されたのが、IsoAcousticsの特許取得済みアイソレーション技術。その効果は、カナダ国立研究機構(NRC)による測定でも確認されているとのこと。

スピーカーや機器は動作時に微細な振動を伴い、これが設置面に伝わって共振すると「音の滲み(スミアリング)」や付帯音が生じ、解像度を損ねてしまう。

IsoAcousticsの特許設計は、ロゴをスピーカーの駆動方向(音の放射方向)に合わせて設置することでエネルギーをオンアクシス(軸上)方向に制御し、全方向への不要な振動の拡散を抑制。横方向の揺れを抑えてリスニングポジションとの音軸を保つという。

振動を床へ“逃がす”従来のスパイクとは異なり、振動そのものを“遮断(アイソレーション)”する方式を採用しており、設置面や機器の重量に合わせて最適なモデルを選ぶことで効果を発揮する。床を傷つけないことも特長だという。

同ブランドでは創業以来、ホームオーディオとプロオーディオの2チャンネルを軸に製品開発・流通を行なっており、創業から十数年で世界60カ国以上に販路を拡大している。

このうち、今回エミライが日本国内で取り扱うホームオーディオ関連製品では、スピーカー底面に装着するアイソレーターフットの「GAIA」シリーズ、超大型スピーカー対応の「GAIA-TITAN」シリーズ、ブックシェルフ/デスクトップ向けアイソレーションスタンドの「Aperta」シリーズ、オーディオコンポーネント用インシュレーター「OREA」シリーズなどがラインナップされている。

エミライは、IsoAcousticsを取り扱うねらいについて「ホームオーディオ/ハイファイオーディオ市場では、スピーカーやアンプといった主要機器への投資と並行して、設置環境の最適化―すなわち音響アクセサリーや振動制御製品への関心が高まっています。エミライは、機器そのものの性能を最大限に引き出す『システム最適化』の視点こそが、今後のオーディオ体験をさらに高める重要な要素であると考えております」と説明している。

「IsoAcousticsは、スピーカーや機器と設置面との間に生じる不要な振動・共鳴を特許技術によって効果的に遮断し、音像定位の精度向上・低域の引き締まり・空間表現の改善など、ソースや機器を選ばず体感しやすい音質向上効果をもたらします。プロのレコーディングスタジオでも採用される確かな技術を、既存のシステムに手を加えることなく家庭に導入できるという点で、幅広い層のオーディオ愛好家に対して高い訴求力を持ちます」

「エミライは、ポータブルオーディオからデスクトップオーディオ、ホームオーディオ、ハイエンドオーディオに至るコンシューマーオーディオの広範な領域において、先進性の高い海外ブランドを厳選して取り扱ってきた実績を有しております。本契約の締結により、音響アクセサリー・周辺機器分野においても高品質なソリューションをご提供するラインナップを強化し、日本のお客様の多様なニーズにより一層お応えしてまいります」