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パナソニックのテレビ向けICに、4K対応「DivX HEVC」採用へ

Roviとライセンス契約。4K動画配信対応テレビを開発可能

 Roviは12日、パナソニックシステムLSI事業部(パナソニックSoC)とDivX HEVC技術に関するライセンス契約を締結したと発表した。パナソニックのテレビ/BD向け次世代IC製品に、RoviのDivX HEVC技術を搭載することで合意したという。

 DivX HEVCは、4K(UltraHD)/1080p/720pビデオのストリーミング再生に対応。これを採用することで、家電メーカーは対応の動画配信サービスを視聴できるテレビなどを開発可能になる。DivX HEVCのライセンス契約は、今回のパナソニックSoCとの締結が初となる。

 パナソニック システムLSI事業部 第二事業ディビジョン ソリューション開発グループ グループマネージャーの北村浩二氏は「DivX HEVCの再生・ストリーミングのサポート機能を当社のIC製品に搭載することは、高画質のビデオアプリケーションおよびサービスを提供する上で有益」とコメントしている。

 なお、Roviは11月13日〜15日に幕張メッセで開催するInter BEE 2013に出展。プロ/コンシューマ向けコンテンツ作成ツールや、セキュアな配信を実現するソリューション、マルチスクリーンでの高度な再生機能など、HEVC採用のためのエンドツーエンドソリューションを紹介する。

 Roviのエンドツーエンドソリューションには、コンテンツ制作者向けのMainConceptエンコーディングSDKや、サービスプロバイダなどがマルチスクリーン向けに配信するためのDivX Video ServiceとDivX DRM、PCベースでDivX HEVCコンテンツの作成と再生が行なえるDivX10ソフトウェアツールが含まれている。DivX HEVCの認証デバイスは複数言語の字幕や音声トラック、スムーズな早送り・巻き戻しを可能にするほか、チャプタポイント、複数デバイス間でのレジューム再生などが行なえることも特徴。

(中林暁)