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KEF、50周年モニタースピーカー「LS50」を定番モデルに

「LS50 Standard」として継続、価格は152,250円

LS50 Standard

 KEF JAPANは、英KEFの50周年記念として発売したニアフィールドモニタースピーカー「LS50」(LS50 Anniversary)を定番モデルとし、「LS50 Standard」という製品名で12月中旬より発売する。価格はペアで152,250円。

 2012年6月に発売した50周年記念モデル「LS50 Anniversary」(ペア115,500円)は、2013年3月の受注をもって最終出荷を完了。KEFは「国内外の市場より継続販売の要望が強かった」として同社モニタースピーカーのLS3/5と同様に定番化することを決定した。今後はシリーズ化や周辺アクセサリーも含め、「ニアフィールド・モニター LSシリーズ」として継続販売する。

 なお、新しいLS50 Standardは、Anniversaryと基本性能は同じだが、本体フロント/リアと外箱から「LS50 Anniversary」のロゴが無くなり、フロントドライバのエスカッションリングには「UniQ Driver Array」と表示される。

背面

 LS50は、「LS3/5a」の後継として開発され、最新フラッグシップスピーカー「Blade」の最新技術も投入。同軸2ウェイのバスレフスピーカーで、ユニットには2ウェイUniQドライバを採用。ウーファ部のコーンにはマグネシウムとアルミニウムの合金を、エッジには独自のZフレックスを使用しツイータ部のスムーズな音の流れを実現するという。ウーファは130mm径。ツイータは25mm径で、ネオジウムマグネットを使ったアルミドーム型。

 バッフルは強圧力成型されており、高硬性と強度が特徴。表面はラウンド形状になっており、音のスムーズで均等な発散を計算して作られた形状だという。外形寸法は200×278×302mm(幅×奥行き×高さ)。重量は7.2kg。

(中林暁)