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NHK、Hybridcastのタブレット連携サービスを16日開始
スマホなどから双方向番組に参加可能に
(2013/12/12 14:53)
NHKは、放送/通信連携サービス「NHK Hybridcast(ハイブリッドキャスト)」において、タブレットなどの携帯端末を使った「セカンドスクリーン向けサービス」を12月16日より開始する。
16日に、タブレットやスマートフォン向けのアプリ「Hybridcastランチャー」を公開。同アプリをインストールすることで、タブレットやスマートフォンから双方向番組への参加が可能になる。なお、Hybridcastランチャーは、当初Android版のみの提供となり、対応OSはAndroid 4.0以降。
セカンドスクリーン連携する番組の放送時期については、追って発表予定としている。
Hybridcast対応テレビメーカー各社が提供するセカンドスクリーン用アプリを利用することで、番組に関連する情報などをタブレット/スマートフォンで取得/確認可能になる。現時点ではシャープがAQUOS XL10シリーズ用に、Hybridcast対応のアプリを提供している。
現時点におけるHybridcast対応テレビは、東芝のREGZA ZX8/Z8/Z7/J8/Z7シリーズや、シャープのAQUOS XL10シリーズ、パナソニックのVIERA TH-L65WT600やVT60/FT60シリーズなど。
また、テレビのハイブリッドキャスト画面における無料動画クリップサービスも16日からスタートする。
NHKは、9月2日から新世代の通信/放送連携サービスとして「NHK Hybridcast」をスタート。ただし現在展開中のものは、第1段階の番組非連動型のシンプルなもので、専用のホーム画面を用意し、テレビ放送にオーバーレイする形で、最新のニュースや気象情報、スポーツ情報、為替情報などを組み合わせて表示する。操作もシンプルで、テレビリモコンの[dボタン]でホーム画面を立ちあげて、カーソルキーを使って各種情報の閲覧を行なう。
今回スタートする、セカンドスクリーン向けサービスでは、タブレットやスマートフォンなどから放送番組への参加が可能になる。
なお、Hybridcastについては、民放キー局などが協力し、2014年1~3月に「Hybridcast 2014」の名称のもと実証実験を行なう予定。セカンドスクリーンやゲーム機能などを備えた放送/通信サービスとスマートテレビの推進に取り組むことを発表している。