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iFI、DSD対応アンプ「nano iDSD」発売は25日。ハイレゾウォークマンにも対応
(2013/12/24 15:58)
トップウイングは、英iFI-AudioのDSD対応ポータブルUSB DAC/ヘッドフォンアンプ「nano iDSD」の発売日を12月25日に決定した。価格は26,250円。
DSDネイティブ再生に対応したUSB DAC/ポータブルヘッドフォンアンプ。DSD 128(5.6MHz)や32bit/384kHzまでのPCMファイルに対応する。USB端子とアナログ音声(RCA)出力、ステレオミニのヘッドフォン出力に加え、同軸デジタル出力端子も装備。本体にバッテリも内蔵する。
パソコンとの接続だけでなく、別売ケーブルを介して、iOS 7搭載端末(Camera Connection Kit経由)や、Android 4.1以降の端末とのデジタル接続に対応した点も特徴(デジタル出力対応の再生アプリ利用時)。iOS搭載の対応端末は、iPhone 4/4S/5/5s/5cと、第5世代iPod touch、iPad 2~iPad Air、iPad mini/iPad mini Retina。
新たに、同社検証によってソニーのハイレゾ対応ウォークマンである「NW-ZX1」や「F880シリーズ」からnano iDSDへのデジタル出力も可能なことを確認したという。ZX1/F880との接続には、別売のWM-Port USBケーブル「WMC-NWH10」を使用する。
nano iDSD/micro iDAC/micro iLink共通のWindowsドライバ公開
前述のnano iDSDと、既発売のmicro iDAC、micro iLinkをWindows PCで利用できる最新ドライバ「iFi(by_AMR)_HD_USB_Audio_Driver_V2.15.0」も公開した。
iFI-AudioのUSB接続DAC/DDCの共通ドライバで、一つのドライバで各製品を利用可能。ドライバに起因するトラブルを防げるという。また、iDAC/iLinkのユーザーは、従来バージョン(1.61.0)からアップデートすることにより、音質の向上が見込めるとしている。
アシンクロナス伝送や、WASAPI、ASIO 2.3に対応。ただし、nano iDSDからのDSD出力は、DoP方式のみとなる。なお、Mac/Linuxについては、それぞれの標準ドライバで対応しているため、ドライバのインストールは不要。