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東芝、6ch全録で実売55,000円のレグザサーバー「D-M430」
1TB内蔵で通常録画/BDを省く。字幕シーンジャンプ搭載
(2014/2/6 12:19)
東芝は、6チャンネルの同時録画を行なえるHDDレコーダ「レグザサーバー」の新モデルとして、「タイムシフトマシン」機能に特化した1TB HDD内蔵の入門モデル「D-M430」を2月14日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後。
1TB HDDを内蔵したレコーダ/サーバー。地上デジタル放送の6つのチャンネルを最大3.5日間分録画し続けることが可能。'13年10月に発売した「D-M470」などとは異なり、番組を指定して個別に録画する通常録画機能を省き、全録のタイムシフトマシン機能専用機としたことが大きな特徴。なお、M470と同様にBDドライブは搭載しない。番組おすすめ機能「ざんまいプレイ」や、本編のみを連続再生する「おまかせプレイ」などの再生機能を備えるほか、M470には無い機能として「字幕シーンジャンプ機能」(DBR-T460などに搭載)も利用可能になった。
内蔵の1TB HDDのうちタイムシフトマシン領域用は875GBで、残したい番組を保存領域用の125GBに記録することが可能。録画形式はMPEG-4 AVC/H.264で、DRモード録画には非対応。AVC高画質(内蔵HDD/6ch録画で約1.5日)、AVC中画質(同約2日)、AVC低画質(同約3.5日)のモードが選択できる。
ゴールデンタイム(19時~22時)だけに絞ってタイムシフト録画することも可能で、内蔵HDDへの6ch録画でAVC高画質の場合は約13日、AVC中画質は約17.5日、AVC低画質は約30日分を録画できる。タイムシフト録画番組は期間が過ぎると自動で削除されるが、削除の前に、残しておきたい番組を保存用領域に残せる。保存用へのダビングは1回の操作で10番組までまとめて指定できる。
別売のUSB HDDを接続して、容量の拡張も可能となっている。USB HDDへの録画もタイムシフトのみで、2TB増設してタイムシフトマシン録画3チャンネル分をUSB HDDに割り振ることで、録画日数を内蔵HDDのみの最大3.5日間分から、最大約7.5日分にまで伸ばせる。
録画番組のおすすめ機能「ざんまいプレイ」は、リモコンの「ざんまいプレイ」ボタンを押すことで、タイムシフト録画されている番組から、現在視聴中の番組やユーザーの好みに関連性の高い番組を画面上でおすすめするもの。また、「おまかせプレイ」に対応。再生中に「おまかせ」ボタンを押すことで、プレイリストを作成することなく、本編のみを再生(CMスキップ)が可能となる。なお、おまかせプレイが利用できるのは、マジックチャプター「入」で録画した番組のみ。
「字幕シーンジャンプ」は、タレント名や時事用語などのキーワードを選択すると、番組内の字幕情報をもとに、そのキーワードが登場するシーンがリストアップされて頭出しできる機能。出演者が話した言葉など、キーワードが話題になっているシーンだけをピックアップして効率よく再生できる。
BDドライブを省いているが、同社レコーダへのネットワーク転送/ダビング機能「ネットdeダビングHD」は利用可能。BDドライブ搭載のレグザリンク・ダビング対応機種やライターにダビングできる。
チャプタ編集やプレイリスト編集、番組分割/結合などの編集機能を搭載。DTCP-IPサーバーにも対応し、「レグザリンク・シェア」により、レグザタブレットのアプリ「RZプレーヤー」や、パケットビデオのアプリ「Twonky Beam」などから録画番組の再生が行なえる。レグザAppsコネクトのアプリを使ったクラウド連携の再生機能も利用可能。
出力端子はHDMI×1とコンポジット×1、アナログ音声×1。HDMIはDeep Colorに対応する。Ethernetや、3系統のUSBも装備。消費電力は30Wで、通常待機時7.1W、省エネ待機時0.06W、高速で起動する瞬速起動待機時は約12.9W。外形寸法は361×211×50mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2kg。リモコンやB-CASカードなどが付属する。