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Sound Warrior、幅14.6cmのデスクトップオーディオ。DSD対応DACや真空管+D級アンプ

「Desktop」シリーズ3製品を重ねたところ

 城下工業は、Sound Warriorブランドの新製品として、小型のコンポ「SW Desktop-Audio」シリーズ3製品を2月下旬から発売する。ラインナップと価格は、USB DACの「SWD-DA10」が70,350円、CDトランスポート「SWD-CT10」が57,750円、真空管バッファ付きのD級パワーアンプ「SWD-TA10」が51,450円。

 デスクトップのPC横などに設置する事を想定したシリーズで、全モデル外形寸法は14.6×16.5×4cm(幅×奥行き×高さ)のコンパクトサイズを実現。縦置き、横置きのどちらにも対応する。設置方向に合わせ、前面パネルの交換も可能。好きなイラストなどをフロントパネルに装着する事もできる。電源はACアダプタ。

USB DAC「SWD-DA10」

いずれのモデルも縦置きできる

 デジタル入力として、USB、同軸、光デジタルを各1系統装備。USB DAC動作時はPCMの32bit/192kHzや、DSDの2.8/5.6MHzまでサポート。光/同軸デジタルは24bit/192kHzまでサポートする。さらに、RCAのアナログ入力も1系統備える。

 アナログ出力はRCAとステレオミニのヘッドフォン出力を各1系統搭載。ヘッドフォン出力には高音質のオペアンプを使っているという。

 外部クロック入力も備え、別途用意したクロックジェネレーターからのワードクロック入力が可能。後述のCDトランスポートもクロック入力を備えている。

USB DAC「SWD-DA10」
背面

CDトランスポート「SWD-CT10」

 同軸、光デジタル出力を各1系統備えたCDトランスポート。アップサンプリング機能を備え、16bit/44.1kHzのデータを、192kHzに変換して出力する事も可能。再生機能は1曲リピート、全曲リピート、ランダム再生などが可能。ワードクロック入力も搭載する。

CDトランスポート「SWD-CT10」
背面

真空管バッファ付きのD級パワーアンプ「SWD-TA10」

 プリ段に真空管の12A7を1本、パワー段にD級アンプを採用したパワーアンプ。真空管はギターアンプなどに使われる12AU7のミニチュア管。D級パワーアンプの出力は12W×2ch(4Ω)。入力はRCAのアナログを1系統用意する。

 ステレオミニのヘッドフォン出力も真空管通過後のD級アンプ出力を用いている。なお、パワードスピーカー向けに真空管のみを通過したステレオミニの出力も1系統用意する。

パワーアンプ「SWD-TA10」
背面

(山崎健太郎)