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パナソニック、4K動画ミラーレス「GH4」の業務モデル
業務用インターフェイス同梱。XLRや10bit 4:2:2出力
(2014/3/26 13:07)
パナソニツクは、4K動画撮影対応のミラーレス一眼デジタルカメラ「GH4」を業務用でも展開し、業務用カメラレコーダ利用を可能にするインターフェイスユニット「AG-YAGHG」をセットにした「AG-GH4U」として4月24日より発売する。価格はオープンプライスで、想定売価は30万円(税別)。
インターフェイスユニット「AG-YAGHG」は単体販売も行ない、想定売価は19万円(税別)。
GH4(民生向け型番はDMC-GH4)は、マイクロフォーサーズマウントのハイエンドミラーレス一眼デジタルカメラ。4Kの3,840×2,160ドット 30p/24pや、4,096×2,160ドット 24pの動画記録に対応。フルHDでもAll-Intraの最高200Mbpsでの撮影が行なえるなど、写真だけでなく、映像制作におけるメインカメラとしての利用も主なターゲットとしている。シネライクガンマや、業務用カメラに搭載しているマスターペデスタル調整などの画質調整機能、タイムコード記録などにも対応する。
業務用インターフェイスユニットの「AG-YAGHG」は、DMC-GH4を接続して、10bit 4:2:2やSDI Quad Link 4K(BNC×4、Square Division方式)出力に対応。業務用4Kレコーダや4Kモニターに接続可能にするユニット。HDMI出力も備えており、HDMIからの4K/HD映像出力や、SDIを出力しながら並行してHDMIから業務モニターなどに接続してモニタリングすることができる。
業務用マイクやライン音声収録にも対応。音声入力はXLR 3ピン×2を備えており、LINE/MICの切り替えも可能。音声マニュアルボリュームやレベルメータも搭載する。また、外部タイムコード入力(BNC×1)も装備し、マルチカメラ収録時にタイムコードを同期させて収録できる。外形寸法は160×91×64mm(幅×奥行き×高さ)、重量は750g。