ニュース

パナソニック、4K動画ミラーレス「GH4」の業務モデル

業務用インターフェイス同梱。XLRや10bit 4:2:2出力

AG-GH4U(AG-GH4+AG-YAGHG)

 パナソニツクは、4K動画撮影対応のミラーレス一眼デジタルカメラ「GH4」を業務用でも展開し、業務用カメラレコーダ利用を可能にするインターフェイスユニット「AG-YAGHG」をセットにした「AG-GH4U」として4月24日より発売する。価格はオープンプライスで、想定売価は30万円(税別)。

 インターフェイスユニット「AG-YAGHG」は単体販売も行ない、想定売価は19万円(税別)。

AG-GH4U(AG-GH4+AG-YAGHG)
AG-YAGHG

 GH4(民生向け型番はDMC-GH4)は、マイクロフォーサーズマウントのハイエンドミラーレス一眼デジタルカメラ。4Kの3,840×2,160ドット 30p/24pや、4,096×2,160ドット 24pの動画記録に対応。フルHDでもAll-Intraの最高200Mbpsでの撮影が行なえるなど、写真だけでなく、映像制作におけるメインカメラとしての利用も主なターゲットとしている。シネライクガンマや、業務用カメラに搭載しているマスターペデスタル調整などの画質調整機能、タイムコード記録などにも対応する。

 業務用インターフェイスユニットの「AG-YAGHG」は、DMC-GH4を接続して、10bit 4:2:2やSDI Quad Link 4K(BNC×4、Square Division方式)出力に対応。業務用4Kレコーダや4Kモニターに接続可能にするユニット。HDMI出力も備えており、HDMIからの4K/HD映像出力や、SDIを出力しながら並行してHDMIから業務モニターなどに接続してモニタリングすることができる。

 業務用マイクやライン音声収録にも対応。音声入力はXLR 3ピン×2を備えており、LINE/MICの切り替えも可能。音声マニュアルボリュームやレベルメータも搭載する。また、外部タイムコード入力(BNC×1)も装備し、マルチカメラ収録時にタイムコードを同期させて収録できる。外形寸法は160×91×64mm(幅×奥行き×高さ)、重量は750g。

AG-YAGHGの背面
HDMIも装備
XLR音声入力など

(臼田勤哉)