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「dビデオ」がChromecast対応。新作レンタルキャンペーンも
HDコンテンツ約140本をテレビ視聴可能に
(2014/5/27 16:17)
NTTドコモは、定額制映像配信サービス「dビデオ powered by BeeTV」において、Googleの新HDMIスティックデバイス「Chromecast」に28日より対応する。これにより、dビデオのテレビ対応を強化する。また、Chromecast対応を記念した新作レンタルお試しキャンペーンも28日から実施する。
Chromecastは、テレビとHDMI接続し、スマホのYouTubeやGoogle Play 映画&テレビなどのアプリで再生中の番組を簡単にテレビ出力できるHDMIアダプタ。価格は4,200円。日本で28日に発売開始されるのにあわせ、ドコモでは「dビデオ」アプリをアップデートし、Chromecastへの[キャスト]出力に対応する。
スマートフォンやタブレットと同一のネットワーク内にあるChromecastを認識すると、dビデオアプリの視聴画面右上に[キャスト]ボタンが表示される。このキャストボタンからdビデオのChromecast出力が可能になる。
対応機種はdビデオ対応のスマートフォン、タブレットで、Android 4.0以降、iOS 7以降での視聴を推奨している。
dビデオはdocomo IDを持っていればドコモスマートフォンユーザー以外でも契約可能で、コンテンツ数は約2万。月額利用料金は500円で、Chromecast対応による追加費用などは必要ない。ただし、一部新作コンテンツでは個別課金となっている。
また、ChromecastではdビデオのHDコンテンツにも対応。5月27日現在約140タイトルを用意している。再生画質は選択できず、HD画質がある場合は、コンテンツの最高画質として自動的にHDが選択される。コンテンツによっては一部Chromecast非対応のものがある。
dビデオをテレビで見るためには、これまで「dstick」(8,925円)が必要だったが、Chromecastに対応することで、テレビ対応が強化される。また、dstickで非対応となっていたHDコンテンツもChromecast経由でテレビ視聴可能になる。
Chromecast対応記念で、新作レンタルキャンペーンも
Chromecastの発売にあわせ、期間内にChromecastを新規でデバイス登録したユーザーに対し、dビデオ内の新作レンタル作品が1本楽しめる「新作レンタルお試しクーポン」も実施。先着10万名が対象で、実施期間は5月28日から7月31日まで。配布上限10万枚に達し次第終了となる。同クーポンにより、dビデオの新作コンテンツ(個別課金)が1本視聴できる。クーポンの有効期限は2014年8月31日まで。