ケンウッド、Bluetooth/NFC/CD/USB対応で約4万円の一体型オーディオ「U-K575」

　JVCケンウッドは、ケンウッドブランドの一体型オーディオとして、Bluetooth受信に対応し、CDプレーヤーやFMチューナを搭載した「U-K575」を9月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は40,000円前後。カラーはブラック(B)、シルバー(S)を用意する。

「U-K575」シルバーモデル

　2010年に発売された「U-K525」のコンセプトを踏襲しながら、高音質化を図り、新たにBluetoothにも対応したモデル。

　Bluetooth 3.0+EDRに準拠し、コーデックはaptX、AAC、SBCをサポート。対応するスマートフォンなどとワイヤレスで接続できる。NFCにも対応しており、対応スマートフォンであれば、ワンタッチでペアリングができる。

　CDプレーヤー部はCD-R/RWの再生にも対応し、MP3/WMA/AACファイルを記録したディスクも再生可能。USB端子も備え、USBメモリなどに保存したMP3/WMA/AACファイルも再生できる。立体感のある音場を再現するというバーチャルサラウンド機能も用意する。

　アナログのライン入力と、ヘッドフォン出力も搭載。FMチューナも内蔵し、40局のプリセットが可能。タイマー機能も備えている。

ブラックモデル

　アンプは最大出力20W×2ch。プリ段からパワー段までを一貫してデジタル構成とした「フルデジタルプロセッシング」をアンプ部に採用。干渉やノイズを排除し、高精度な信号増幅ができるという。電源部は、オーディオ回路から距離を離して設置し、専用のシールドケースで覆うことで構造的にも分離。干渉を抑えている。

　スピーカーは8cm径のフルレンジユニットを左右に搭載。筐体内部に左右合計2リットルのMDFキャビネットを内蔵しており、共振を防いでいる。ユニットの振動板には不要振動を抑えた多層コーティングを採用。ダストキャップにはクロスが使われており、形状を変更する事で音の抜け感を向上させたという。バスレフ方式で、ダクトはキャビネットの外に配置している。

　外形寸法は390×277.5×119.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は5.4kg。定格消費電力は25W。リモコンなどが付属する。