ニュース

4K VOD「4Kアクトビラ」が12月11日スタート。映画/ドラマ有料配信は'15年2月

 アクトビラは、12月11日から4K VOD(ビデオ オンデマンド)配信サービス「4Kアクトビラ」をスタートする。入会金や月額利用料は無料で、グルメや紀行、オート、スポーツ、グラビアなどの4Kコンテンツ配信を行なう。さらに、2015年2月18日から4Kコンテンツの有料配信もスタート。有料配信では映画やドラマ、ドキュメンタリーなどの配信を予定している。

 同社が定めた「アクトビラ 4K VOD配信サービス」の技術仕様にもとづき4Kの映像配信サービスを展開。同仕様対応製品は、ソニーとパナソニックが発売を予定している。ソニーが10月に発売する4Kチューナ/メディアプレーヤー「FMP-X7」は4Kアクトビラに対応している。

 12月スタート予定の無料配信と、'15年2月スタートの有料配信のいずれもストリーミングで4K映像を配信する。推奨映像回線速度は40Mbps以上(エンコードレート約30~40Mbps)、25Mbps以上(約15~30Mbps)。

 4Kアクトビラは、ISP(インターネットプロバイダー)には依存せず、市販の4Kテレビへ4K映像を伝送できるコンテンツ配信サービス。当初はストリーミング型のみとなるが、規格としてはダウンロード型も用意されている。また、コンテンツプロバイダやサイネージ、教育、ホテルなどBtoB向けの配信プラットフォームとしての利用も計画している。

4K配信の仕組み(6月の事業方針説明会から)

 アクトビラでは、「総務省による4K/8K 普及推進に関するロードマップにそって、新たな動画コンテンツ市場の創造を行なう為、対応機器メーカー、コンテンツプロバイダーほか関係各位と連携をとりながら、4K配信の普及に向けて今後とも尽力していく」としている。

(臼田勤哉)