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「e-onkyo music」がスマホからのハイレゾ直接購入に対応へ

HF PlayerのAndroid版は10月中旬公開。新ハイレゾ機器も

 オンキヨーは、2014年秋冬に向け、同社のハイレゾ音楽配信/対応機器戦略を強化していくことを発表。ハイレゾ音楽配信「e-onkyo music」のスマートフォン対応などを10月中旬より順次強化していく。

 主な戦略は、(1)e-onkyo musicのスマートフォンアクセス対応、(2)プレーヤーアプリ「Onkyo HF Player」のAndroid対応、(2)パソコン無しでe-onkyoのハイレゾダウンロードや管理が可能になる対応機器の発売の3点。

e-onkyo music
(e-onkyoで購入)

 e-onkyo musicのスマートフォンアクセスについては、10月中旬を予定。9月30日に発表したドコモの新スマートフォン/タブレットがハイレゾ再生に対応したこともあり、モバイルでハイレゾを楽しむ環境が整いつつある。オンキヨーでは、この機会にスマホ/タブレットからハイレゾ音源を直接試聴、決済、ダウンロードできるようe-onkyo musicをリニューアル。これにより、外出先で気になるハイレゾ楽曲をその場でダウンロードすることも可能になる。

 ハイレゾプレーヤーアプリ「Onkyo HF Player」はこれまでiOS版のみの提供となっていたが、10月中旬を目処にAndroid版も提供開始。DSDやFLAC、WAVなどのハイレゾ楽曲をAndroidスマートフォンやタブレットでも再生可能となる。アーティストイコライザ機能やe-onkyo musicへのリンク機能も搭載し、アプリから簡単にe-onkyoへアクセス可能にする。年末に対応予定のAndroidからの外部機器へのハイレゾ出力にもいち早く対応予定としている。

 2014年秋以降の新製品では、ハイレゾ対応を拡充。e-onkyo musicで購入したハイレゾ音源を、PCを介さずに直接ダウンロードできる機器を'14年秋以降に順次発売する。これまでハイレゾのダウンロードや管理、再生については、PCが必須となっていたが、直接ダウンロードできる機器を発売することで、「外出先でスマートフォンで決済のみを行ない、帰宅すると再生機器にハイレゾ楽曲がダウンロードされている」といったことも可能になる見込み。

(臼田勤哉)