ニュース
「プロジェクト・ヘイル・メアリー」3月日米同時公開。Filmed For IMAX
2025年12月19日 11:31
アンディ・ウィアーによるベストセラー小説を実写映画化した「プロジェクト・へイル・メアリー」が、2026年3月20日に日米同時公開される。配給はソニー・ピクチャーズ。Filmed For IMAX作品として、IMAX上映も決定している。
滅亡の危機に瀕した地球の運命を託された中学の科学教師が、宇宙の果てで同じ目的を持つ未知なる生命体と出会い、共に命をかけて故郷を救うミッションを描いたSF超大作。主演はライアン・ゴズリング。
未知の原因によって太陽エネルギーが奪われる異常事態が発生。このままでは地球の気温は低下し、全人類は滅亡する。この未曾有の危機を回避するため、世界中の叡智が集結。調査の結果、この現象は我々の太陽だけではなく宇宙に散らばる無数の恒星に及んでいたが、11.9光年先に唯一無事な星を発見。人類に残された策は、宇宙船でそこに向かい、太陽と全人類を救うための謎を解くことだけだった。
その“イチかバチか(ヘイル・メアリー)”のプロジェクトのため宇宙に送り込まれたのは、しがない中学校の科学教師グレース(ライアン・ゴズリング)。地球から遠く離れた宇宙でたった一人、自らの科学知識を頼りに奮闘するが、思いもよらない“出会い”が彼の運命を大きく変えることになる──。
Filmed For IMAXプログラムは、「フィルムメーカー達がIMAXの最新テクノロジーを最大限に活用し、世界中の観客に最も没入感のある映画体験を提供できる、より多くの機会を提供する」というもの。
プリプロダクションから世界中での劇場公開に至るまで、フィルムメーカー達はIMAXと密接に連携し、カスタムIMAXサウンドミックスからIMAX独自の拡張画格、高品質の映像クオリティに至るまで、映画の各要素を観客のIMAX体験に合わせて調整する。
これにより、今作では「11.9光年先の宇宙で繰り広げられる壮大なミッションと大迫力の映像スケールを IMAXだけでしか見られない画角・大画面にて体験できる」とのこと。
監督はフィル・ロード & クリストファー・ミラー、脚色はドリュー・ゴダード、撮影はグレイグ・フレイザー、音楽はダニエル・ペンバートン。出演はゴズリングのほか、ザンドラ・ヒュラー。
原作者のアンディ・ウィアーは、映画「オデッセイ」原作者でもある小説家。原作小説「プロジェクト・ヘイル・メアリー」は2021年5月に刊行されると、わずか半年でミリオンセラーを記録。ニューヨーク・タイムズ ベストセラー・リスト第1位('21年5月)を獲得している。日本語訳版は早川書房から刊行中。


