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ソニー、0.06秒AFのミラーレス「α6000」に新色ホワイト

16-50mmパワーズームレンズキット約8万円

 ソニーは、ミラーレス一眼デジタルカメラ「α6000」の新色ホワイトを11月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、電動ズームレンズの「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」を同梱したパワーズームレンズキット「ILCE-6000L」が8万円前後、同レンズに「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」を加えたダブルズームレンズキット「ILCE-6000Y」が10万円前後。なお、ボディ単体では販売しない。

「α6000」のホワイト(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS装着時)

 APS-Cサイズで有効2,430万画素のExmor APS HD CMOSを搭載したミラーレス一眼。α7シリーズと同じ画像処理エンジンのBIONZ Xを搭載しながら、「こだわりの撮影がしたい父親」など新たなユーザー層の開拓を図り、価格を抑えたモデル。既存のブラック、シルバーと合わせて3色展開となる。

 既発売のNEX-6に搭載している像面位相差AFとコントラストAFを組み合わせた「ファストハイブリッドAF」を進化させ、像面位相差AFセンサーを179点に増加。コントラストAF検出エリア(25点)と組み合わせ、より広いAFカバーエリアを持つ。AFは0.06秒。秒間11コマ連写でもAFが追尾し、ファストハイブリッドAFは動画撮影でも利用できる。動画撮影は、AVCHD Ver.2.0とMP4に対応。1080/60pの28Mbpsなどで撮影できる。

 マルチインターフェースシューを装備し、フラッシュも内蔵する。有機ELファインダーも搭載。液晶モニタは3型、92万画素でチルト可能。無線LANも搭載し、NFCに対応。スマートフォンやタブレットへの撮影動画の転送や、カメラの遠隔制御に対応。PlayMemories Camera Appsの撮影アプリにも対応。記録メディアはメモリースティック PRO/PRO-HG/XC-HG デュオ、SD/SDHC/SDXC。外形寸法は約120×45.1×66.9mm(幅×奥行き×高さ)で、本体のみの重量は約285g。

ダブルズームレンズキット
左が既存モデルのブラックとシルバー、右が新色のホワイト
ホワイトモデルのボディ

(中林暁)