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ASUS、27型4KのIPS液晶ディスプレイ。HDMI×4とDisplayPort 1.2装備で約10万円

 ASUSTek Computerは、4K解像度の27型IPS液晶ディスプレイ「PB279Q」を12月19日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後(税込)。

PB279Q

 解像度3,840×2,160ドットの27型ディスプレイで、IPSパネルの採用により視野角は上下左右178度。入力端子はDisplayPort 1.2とHDMI 1.4を備え、DisplayPort 1.2接続時は4Kの60Hz表示に対応する(HDMI接続時は4K/30Hzまで)。

 輝度は300cd/m2、コントラスト比は1,000:1(ASCRオン時は1億:1)。応答速度は5ms(G to G)。sRGBカバー率は100%。独自の映像エンジン「SplendidPlus」を備え、映画やゲーム、Webブラウザなど8種類のモードを用意し、表示内容に合わせた画像処理が行なえる。映像の輪郭などを強調して解像感を増す「VividPixel技術」も備え、ぼやけた映像や、フルスクリーン表示時にドットバイドットでの表示ができない4K未満の映像なども精細に表示できるという。

 画面上に写真プリントと同じサイズの枠線を表示したり、画面を分割するグリッド線の表示ができる「Quick Fit」機能も利用可能。A4用紙、B5用紙、USレター、8×10インチ写真、5×7インチ写真、4×6インチ写真、3×5インチ写真、2×2インチ写真、画面9分割方眼の計9種類の表示に対応する。

 ゲーム用の「GamePlus」機能も搭載。画面上に照準を表示する「Aimpoint」が利用でき、照準は4種類から選択可能。画面上にタイマーを表示するTimer機能も備える。そのほか、目の疲れなどの原因とされるブルーライトを軽減する機能も装備。LEDバックライトの制御にDC(Direct-Current)方式を用いてチラつきを抑える「Flicker-free」技術も搭載。

 HDMIは4系統で、MHL 2.0に対応しスマートフォン/タブレットなども接続可能。DisplayPort 1.2とMini DisplayPort 1.2を各1系統備える。PinP(子画面表示)や2画面表示も可能。ステレオミニの音声入出力と、2W×2chのスピーカーも内蔵する。スタンドは90度のピボットや、上20~下5度のチルト、左右60度のスイーベル、最大150mmの高さ調整も可能。100mmピッチのVESAマウントにも対応する。

 消費電力は60W以下(スタンバイ時0.5W以下)、外形寸法は624.96×220.06×407.76mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.7㎏。DisplayPortケーブルやHDMIケーブルなどが付属する。

HDMIは4系統装備
背面
90度のピボットも可能

(中林暁)