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B&O、100周年“ありのままのスピーカー”限定10台「Beolab 90 Titan Edition」。約6300万円
2026年1月8日 16:13
Bang & Olufsenは、ブランド創立100周年を記念し、既存のフラッグシップスピーカー「Beolab 90」を「Beolab 90 Titan Edition」として再解釈し、世界限定10台で発売する。専用設計のパワーアンプも内蔵しており、価格はペアで63,490,000円。
Beolab 90とは
ベースとなっているのは、2015年に発売されたBeolab 90。工業的職人技とDSP・ビームフォーミング技術を融合したフラッグシップスピーカーで、彫刻的なタワー型キャビネットに、18個のオーダーメイドのスピーカードライバーを搭載しているのが特徴。
独自の帯域調整と、DSPの高い処理能力を活用し、アプリを用いて、リスニングポイントに合わせて、最適なサウンドを再生できるという。例えば「ソロリスニングでは驚異的な精度でSweet-Spot Imagingが可能になり、複数人でのソーシャルなリスニングでは360度全方位から音を展開する」という。
アンプも背面に内蔵しており、1台あたり8,200Wの出力を誇る。18個のプレミアムドライバーを、14個のICEpowerアンプと4個のHelioxアンプを組み合わせた計18個で駆動する。
Beolab 90 Titan Edition
世界限定10台のBeolab 90 Titan Editionは、“ありのままのスピーカー”という発想から生まれたモデル。Beolab 90は、全体をネットで覆い、スピーカーの存在感を薄れさせるようなデザインだが、Titan Editionは、ネットを必要としないよう再設計され、振動するドライバーの動作を直に見ることができる。
筐体は特注のアルミニウムで、キャビネットだけで65kgあるという。表面は砕いた火山岩の微粒子を用いた手作業のサンドブラスト加工で仕上げ、荒削りながら優雅な質感にこだわった。
ユニットやアンプを内蔵することで、1台の重さは137kgとなるが、磨き上げたベースパネルが優雅さを与え、視覚的に浮遊感を演出。スピーカーの建築的な存在感をあえて強化した。
サンドブラスト仕上げと光沢のポリッシュ仕上げを各部で組み合わせ、あえてアルミニウムを無着色で使うことで、素材の自然な美しさを際立たせている。
各ドライバーには、そのドライバーの音響スペックをレーザー刻印。筐体をガードする枠を固定するネジには、創業年(1925)と現在(2025)に至るまでの年数(100)を刻印し、Bang & Olufsenの100年を象徴。また一箇所に「何事にも挫折することなく最高の製品だけを作り出し、たゆまず新しい方法を探る意志」という創業者のメッセージが刻まれている。
スピーカー上部には、フェイスマスクと名付けれられたバッフルのプレートを配置。固体アルミニウムの単一ブロックから機械加工で作られており、完成まで12時間を要するという。
各スピーカーを囲む微細な機械加工溝は、音波の波紋のように放射状に刻まれ、音波の視覚的反響を創出。留め具も独自に設計され、前面ノット部には光を通す開口部が設けられており、点灯時に視覚的な趣を添えている。
「これからのブランドの100年の特別な旅の始まりを告げる世界限定10台の記念すべきアトリエシリーズの第1弾」と位置付けられており、今後も、4モデルを販売。全5コレクションモデルとして完結する予定とのこと。
外形寸法は73.5×74.7×125.3cm(幅×奥行き×高さ)。搭載ユニットは以下の通り。再生周波数帯域は12Hz~43kHz。
- 1インチ Scan-Speak Illuminator ツイーター×7
- 4.5インチ Scan-Speak Illuminator ミッドレンジ×7
- 10インチ Scan-Speak Discovery ウーファー×3
- 13インチ Scan-Speak Revelator ウーファー×1
【搭載ユニット】
- Bang & Olufsen ICEpower 300W(ツイーター)×7
- Bang & Olufsen ICEpower 300W(ミッドレンジ)×7
- Heliox AM1000-1 1,000W(ウーファー)×4
【搭載パワーアンプ】













