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「UHD Alliance」設立。4K超映像推進でハリウッド大手やメーカーが連携

 主要ハリウッドスタジオや家電メーカー、映像配信事業者など12社は5日(米国時間)、4Kを超える映像コンテンツの推進を目指す「UHD Alliance」の設立を発表した。UHDは、Ultra High Definitionの略で、4Kを超える解像度や、ハイダイナミックレンジ(HDR)、広色域、サラウンドなど、迫力ある映像コンテンツを共同で推進する方針。

 参加企業は、DIRECTV、Dolby、LG、Netflix、パナソニック、Samsung、シャープ、ソニービジュアルプロダクツ、Technicolor、The Walt Disney Studios、20世紀フォックス、Warner Bros. Entertainment。

 UHD Allianceでは、4K超のプレミアム映像を家庭で楽しむためのさまざまな取組について各社が協力し、上流から下流までのエコシステムを構築。UHD対応のコンテンツやテレビなどの機器を消費者にわかりやすく認知してもらうための活動なども実施する。

 そのため、映像制作から配信、機器の再生互換性などのさまざまな領域で協力。今後数カ月以内に、世界各国におけるUHD技術ロードマップの策定も予定している。

(臼田勤哉)