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東芝、REGZA Z10X/J10Xシリーズが「ひかりTV 4K」対応

サービス終了の「もっとTV」関連機能は削除

 東芝ライフスタイルは、4K液晶テレビ「4K REGZA Z10X/J10Xシリーズ」のソフトウェア・アップデートを23日から開始した。これにより、NTTぷららが展開するテレビ向けの4K映像のVODサービス「ひかりTV 4K」の受信に対応する。

49J10X

 バージョンアップの対象モデルは、Z10Xシリーズ「65Z10X」、「58Z10X」、「50Z10X」と、J10Xシリーズ「55J10X」、「49J10X」、「43J10X」。BSデジタル放送でのバージョンアップのほか、インターネット経由のバージョンアップも24日15時開始する。なお、 「ひかりTV 4K」を利用するには、NTT東日本、NTT西日本が提供する光回線と、NTTぷららの「ひかりTV」への視聴契約が必要。

 また、ひかりTV 4K対応のほか、VODサービス「もっとTV」の'15年1月末のサービス終了に伴い、「サブメニュー」内の「ネットサービス」にある「もっとTV」の項目を削除した。Z10X/J10X以外のREGZAにおいても、もっとTV関連機能の削除が行なわれる。

 Z10X/J10Xシリーズは、発売当初よりひかりTVチューナーを搭載。従来も約30,000本のVOD作品や約90チャンネルの放送サービスが利用可能となっていたが、今回のバージョンアップにより、従来の料金体系のままで、約250本の4K VOD作品が視聴可能になる。

 Z10Xシリーズは、テレビとして初めて4Kチューナを搭載。HEVCデコーダも内蔵しており、4K試験放送「Channel 4K」のほか、4K本格放送「スカパー! 4K」にも対応している。

 J10Xシリーズは、Z10Xから4Kチューナや全録のタイムシフト機能、3D機能などを省き低価格化したモデル。HEVCデコーダを搭載しており、4K VODサービスに対応できる。

(臼田勤哉)