ニュース

ソニー、FM補完放送や山エリアコールに対応した名刺サイズラジオ

 ソニーは、片耳イヤフォンを本体に内蔵し、FM補完放送にも対応した名刺サイズラジオ「ICF-R354M」を7月11日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10,000円前後。クレードルと単4型ニッケル水素充電池を追加した「ICF-R354MK」も12,500円前後で同日発売する。

名刺サイズラジオ「ICF-R354M」

 通勤や散歩に加え、ハイキングや登山での利用も想定した名刺サイズのラジオ。AM/FM受信に対応し、FMは補完放送にも対応。AM用には大型のバーアンテナを内蔵している。スピーカーを備えているほか、背面に巻取り式の片耳イヤフォンも内蔵する。

 ディスプレイの上部に7つのダイレクトボタンを用意。放送局を割り当てられる。

上部付近に、放送局を割り当てられる7つのダイレクトボタンを用意
背面には巻取り式の片耳イヤフォン
側面

 新機能として、「山エリアコール」に対応。日本の山岳地域を20エリアに分けたもので、登る山が属しているエリア番号を本体に設定するだけでAMの受信設定が完了。ダイレクトボタンで放送局が選局できるようになり、ジョグレバーで受信しやすい中継局を選局する事もできる。

 電源は単4電池1本。アルカリ電池でイヤフォンを利用した場合、AM受信可能時間は72時間、FMは40時間。「ICF-R354MK」には、単4型ニッケル水素充電池と充電用クレードル、ACアダプタが追加される。本体の外形寸法は91.7×58.3×15.1mm(縦×横×厚さ)、重量は約72g。

「ICF-R354MK」には、単4型ニッケル水素充電池と充電用クレードル、ACアダプタが追加される

(山崎健太郎)