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「ズートピア2」オープニング成績で洋画歴代2位。前作比400%超
2025年12月8日 16:07
12月5日に日本公開されたディズニー・アニメーション「ズートピア2」が、週末の興収・動員で前作対比400%を超え、実写も含めたこれまでに公開された洋画オープニング(先行上映等、除く)史上歴代2位のオープニングとなる、大ヒットスタートを切った。
日本に先駆け、一足先に劇場公開を迎えた全米を含む世界各国では、初週末5日間の興行収入が約5億5,600万ドル(約866億2,480万円/1ドル155.8円計算)を突破し、2025年世界最高のオープニングを記録している「ズートピア2」。国内では5日に封切られると、初日の興行収入で4億1,267万円を記録した。
初日興収記録としては、2019年公開で国内興収133.6億円を超えた「アナと雪の女王2」(3億2,600万円)、'19年公開の「トイ・ストーリー4」(3億2,900万円)、さらに'23年公開の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(3億253万円)を上回り、金曜初日の作品として洋画アニメーション歴代1位、ディズニー&ピクサーアニメーション映画史上でも歴代1位となる好発進となる。
その初日の勢いを維持し、公開3日間の動員数は131万3,347人、興収は18億9,106万円を記録し、週末興行収入と動員数ランキングともに1位を獲得。前作「ズートピア」は週末オープニング(土・日)で興収4.4億円だったため、オープニング成績対比では429%以上の記録となる。
また、ディズニー・アニメーション作品の金字塔である「アナと雪の女王」や「トイ・ストーリー4」などを抜いて、実写も含めたこれまでに公開された洋画オープニング(先行上映等、除く)史上歴代2位につけた。
公開初週末ということもあり、ジュディやニックのぬいぐるみを持って鑑賞するファンも多く、推し活ならぬ“ズー活”にも注目が集まる本作。ファンのリピート鑑賞に加え、今後冬休みや年末の連休も控えていることから、ディズニー・アニメーションとしては「アナと雪の女王2」以来となる興収100億円突破は確実と予想されている。
この日本での大ヒットを記念して、入場者プレゼント第2弾の配布も決定した。「ズートピア2」デザインのディズニー・ロルカナ・トレーディングカードゲーム プロモーションカードで、作品の世界観をそのままにジュディとニックがゲイリーを追いかけている躍動感のあるビジュアルとなっている。配布は12月13日から。
また今作の日本語吹き替え版では、これがディズニー作品初参加となる堂本光一がカメオ出演。1人2役を演じていることも正式発表された。ヘビのゲイリーの逃走を手助けしたと疑われ、指名手配犯となったジュディとニックを追いかける「ヤギの警察官・ブシュロンとシェーヴル」の日本版声優を務めている。


