Apple第3四半期決算。iPhone好調、Apple Watchは「素晴らしいスタート」

　米Appleは21日(現地時間)、2015年度第3四半期(2015年4～6月)の業績を発表した。売上高は496億ドル(前年同期374億ドル)、純利益は107億ドル(同77億ドル)。売上総利益率は、前年同期の39.7%(前年同期は39.4%)。米国市場以外の売上比率は64%。

　成長を牽引したのは、「iPhoneとMacの売上増と、App Storeなどサービスの好調、Apple Watchの立ち上げ成功」。ティム・クックCEOは、「iPhoneの売上高は昨年比で59%の成長。Apple Watchも素晴らしいスタートを切り、Apple Musicの立ち上げが大きな興奮をもたらした。今秋のiOS 9、OS X El Capitan、watchOS 2投入を楽しみにしている」とコメントしている。

　iPhoneの販売台数は4,753万台(前年同期は3,520万台)と好調。iPadは1,093万台(同1,327万台)で昨年を大幅に下回った。Macの販売台数は479万台(同441万台)。売上高はiPhoneが314億ドル(前年同期は198億ドル)、iPadが46億ドル(同59億ドル)、Macが60億ドル(同54億ドル)で、売上ベースではMacがiPadを上回った。

　Apple Watchは[その他]扱いで台数や売上は非公開。iPodやBeats関連製品を含む、その他の売上高は約26億ドルとなる。