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e☆イヤホンゲーミングAKIBAオープン。試聴機でゲームプレイできる試遊コーナーや配信機材も

注目の試遊コーナー

e☆イヤホンゲーミングAKIBAが、秋葉原店の7階に本日(10月10日)オープンした。早速開店したばかりのフロアに伺い、秋葉原店店長の市ノ川大也さんと、ゲーミングAKIBA担当の後藤ひかるさんに、見所や今注目の製品を聞いた。

e☆イヤホンゲーミングAKIBAの旧店舗は、秋葉原店から少し離れた位置にあったが、今回のリニューアルで、秋葉原店と同じビルへ移動。製品数が拡充されたほか、各フロアとも連携が取れるようになったことで、より一人一人に合った製品を提案しやすい環境になったという。

また、旧店舗の2フロアよりも面積が拡がったことで、配信アイテムのコーナーも充実。実機を試せるマイクコーナーなども用意されたほか、イヤフォン、ヘッドフォンの実機展示の数も大幅に増やした。

イヤフォンコーナー。他のフロアにも劣らない品数を展開している
その裏にヘッドフォンコーナー
奥にはBluetoothスピーカーも
中古コーナーも充実

注目ポイントは試遊コーナー。試聴機+アンプや配信機材でゲームをプレイ

様々なコンセプトのデスクが用意された試遊コーナー

このフロアで1番の注目ポイントは、機器を実際に試すことができる試遊コーナー。デスクごとに様々なオーディオインターフェイスやヘッドフォンアンプが用意されており、それらと試したい試聴機を組み合わせて、実際にゲームをプレイできる。

試聴機を使って実際にゲームをプレイできるのがポイント

また、OBS StudioをインストールしたPCが設置されている配信向けのデスクも用意。配信用のインターフェイスやソフトを使っての試聴/試遊も行なえる。

配信特化のデスクには、マイクと本格的なオーディオインターフェイスが
白いデバイスを集めたデスクも
シルバーとホワイトを中心に明るいデスク環境が作れる

そのほか、同メーカーの別機種を豊富に設置したデスクや、アクティブスピーカーも試せるデスク、白い製品を揃えたデスクなど、様々な組み合わせが試せるようになっている。

アクティブスピーカーも一部取り扱いを開始しているという
クリエティブのインターフェイスの聴き比べデスクでもあるそう

PCとインターフェイスの条件が異なる、据置きゲーム機(PS5など)のデスクも用意されている。

PS5のデスク
PS4 Proのデスク

最初はFPS向けイヤフォンコーナーがオススメ

FPS向けイヤフォンコーナー

「店舗に来てみたものの、何を試してみれば良いかわからない」という人にまず見てもらいたいのが、FPS向けのイヤフォンを集めたコーナー。このコーナーでは、ゲーミング向けに限らず、e☆イヤホンスタッフが「FPSに向いている」と判断した製品が並んでいる。

このコーナーで気になる製品を試しつつ、自身の好きなゲームや用途をスタッフへ話すと、希望にあった機種を提案してくれるという。

なお後藤さんイチオシのイヤフォンはHID-Labs「DETECT」。HID-Labsはオーディオメーカーではなく、マウスやキーボードを取り扱う代理店だが、ゲーミング向けに開発したイヤフォンがDETECT。イヤフォン自体も軽量で、解像度が高く、定位感の良い、ゲーム内の音の情報を逃がさないというFPS特化の音質が特徴とのことだ。

HID-Labs「DETECT」

ヘッドセットのおススメは、INZONE「H9 II」。前機種から軽量化され、ワイヤーフレームとバンドを組み合わせた新しいスタイルのヘッドバンドと、ナイロン製のイヤーパッドが採用され、長時間使用したときの快適性が大幅にアップしているという。

INZONE「H9 II」

INZONEのスペースは、エレベーターを出てすぐのエリアに用意。となりにはSteelSeriesのコーナーも用意されており、注目の製品に触れることができる。

INZONEとSteelSeriesのコーナーはエレベーターを出てすぐの場所に展開している

ゲーミングではなく、オーディオ向けのハイエンド機が並んだエリアがあるのも特徴。これらの機種はスタッフが厳選したものに加えて、実際にeスポーツ選手が使用している機種などもピックアップしている。

オーディオ向けのハイエンド機がズラリと並んでいるスペースも。スタッフ厳選のゲーミングでもバッチリな機種のほか、eスポーツ選手が愛用している機種もピックアップしている
「CRAZY RACCOON EARPHONE」のコーナーも

配信機材も充実。拡大されたシュアコーナーにマイクがズラリ

大きくなったシュアのコーナー

INZONE、SteelSeriesの奥には、リニューアルに合わせて拡大されたシュアのコーナーが設けられており、マイクの実機を用意。アプリがインストールされたiPadが用意されており、その場で実際にそれぞれの機種で自分の声を録音して聴き比べることができる。

コーナーに用意されたiPadで録音/再生ができる

旧店舗でもシュアのコーナーは設けられていたが、今回のリニューアルに合わせて配信機材にも注力していくため、マイクを中心としたコーナーに刷新したとのことだ。

配信者に愛用している人も多いシュアのマイクが充実

シュアのマイクの注目機種は、オーディオインターフェイス搭載のUSBマイク「MV7i」。マイク背面にXLR入力を搭載。XLRマイクを接続することで、2台のマイクを連携して使うことができるほか、エレキギターなどの楽器も組み合わせが可能。

MV7i
後ろのXLR端子が「input」になっている

配信用途では、スマホからの音源をマイクのインターフェイスを通して入力することで、最適にミキシングされた状態で配信に音を載せることができるなど、自由度の高い1台になっているという。

シュアのマイク以外にも、USBマイクを用意したコーナーも設けられている。同コーナーでは自身の声を収録して試すことができるが、もっと気軽に聴き比べられるよう、事前にスタッフが収録した声を聴き比べることもできるようになっている。

ゲーミングマイクコーナーはほかにも
こちらではスタッフが収録した声でも聴き比べできる

合わせてオーディオインターフェイスや、ヘッドフォンアンプも新品/中古ともに揃えている。

インターフェイス類も徐々に品数が増えている

10月11日12日は試遊会や対戦会も

今回のリニューアルを記念して、10月11日・12日の2日間、eSports用ゲーミングデバイスを販売する「ふもっふのおみせ」とコラボ。TGS2025で展示していた新作レバーレスアケコン「HA10」の試遊が行なえる。

12日は、SCARZ・コンテンツクリエイター部門所属のストーム久保さん、じゃじいさんをスペシャルゲストとした、ストリートファイター6対戦イベントを実施。

スペシャルゲストの2人と対戦できるイベントで、開催時間は12時から18時。参加費は無料。当日11時より、時間指定制の整理券が配布される。そのほか詳細については、Webページを参照のこと。

野澤佳悟