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Netflix、又吉直樹「火花」を'16年に独占配信。芥川賞受賞作を吉本と映像化

 映像配信サービスのNetflixは、吉本興業と協力し、又吉直樹による芥川賞受賞作「火花」を映像化し、2016年にNetflixで独占配信する。

 お笑いタレント又吉直樹(ピース)による初の中編小説「火花」は、芸人の作品として初めて芥川賞を受賞し、発行部数も純文学として異例の230万部を突破した話題作。Netflixと吉本興業のパートナーシップにより、映像化が決定し、2016年に日本だけでなく世界に向けて独占配信を行なうことを決定した。

 又吉氏は、「どうなるのか僕も楽しみです。早く見てみたいです!」とコメント。Netflix株式会社のグレッグ・ピーターズ社長は、「日本にたくさんあるストーリーの中でも、以前より又吉直樹さんの『火花』をぜひNetflixにて映像化したいと思っておりました。火花を映像化し、日本、そして世界で配信できることになったのを心より嬉しく思っている」と述べている。

 Netflixは、9月2日から日本でスタート。各種テレビやPC、ゲーム機、タブレット、スマートフォン、Blu-rayプレーヤーなどのインターネット接続デバイスに対応し、スマートフォンで見た番組の続きを、別のデバイスでみることもできる。月額利用料金プランは、ベーシック(SD)/スタンダード(HD)/プレミアム(4K)対応の3つを用意。月額料金はSDで650円、HDで950円、4Kで1,450円。

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(臼田勤哉)