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DSDストリーミング視聴ソフト「PrimeSeat」、コルグ/ソニー以外のDACにも対応

 コルグは、コンサートなどのDSDストリーミング配信コンテンツを視聴できるソフトの最新版「PrimeSeat v1.1.0 beta」を10月21日より無償提供する。従来バージョンの1.0ではコルグまたはソニーのUSB DACのみ対応していたが、新バージョンでは他社USB DACやパソコン単体でも視聴可能になる。対応OSはWindows 7/8/8.1/10とMac OS X 10.8〜10.10。Mac OS X 10.11(El Capitan)には非対応。

PrimeSeat

 同ソフトを使って視聴できるライブストリーミングコンテンツとして、22日(日本時間23日午前2時)からの「第17回フレデリック・ショパン国際ピアノコンクール」受賞者コンサートを、ポーランド・ワルシャワの会場からDSD 5.6MHzで生中継する。

PrimeSeat v1.1.0 beta

 「PrimeSeat」は、4月に行なわれた「東京・春・音楽祭」や、ベルリン・フィルのコンサートに合わせて提供開始された再生ソフト。対応コンテンツを、Windows PCやMacを使ってインターネット経由でストリーミング受信して視聴できる。ライブストリーミング配信が行なわれていない間は、これまで行なわれたコンサートなどのVODコンテンツを視聴できる。

PrimeSeat v1.1のアップデート内容
DSDライブストリーミング配信システムの概要
ライブ配信時間以外は、既存のVODコンテンツが視聴できる

 従来のVer.1.0では、コルグのDS-DAC-10/100/100mやソニーのUDA-1/PHA-2/PHA-3接続時のみ利用できたが、Ver.1.1では制限を解除し、他社のUSB DACでもDSD音声で聴くことが可能になる。なお、DSDネイティブ再生には、Windowsの場合ASIO DSDモードに対応したDACなどが必要。また、MacはCore Audioに対応した端末で、上記のコルグ製端末またはDoP(DSD over PCM)に対応した端末が必要となる。

 DSDネイティブ再生だけでなく、PCMへのリアルタイム変換再生にも対応したため、USB DACなどが無くてもパソコンだけで視聴可能。DSD対応DACが接続されていない場合は、PCの再生能力に応じた音質(96kHz/24bitなど)に自動変換して再生する。

パソコンやUSB DACの仕様に合わせた音質で楽しめる

ショパン・コンクール受賞者コンサート ライブ配信

 上記のVer.1.1にアップデートすることで視聴可能になるDSDライブストリーミングコンテンツの第1弾として、ショパン国際ピアノコンクールの受賞者コンサートを、日本時間23日午前2時〜と、24日午前2時〜の2日間に渡ってDSD 5.6MHzで生中継。なお、従来のVer.1.0では視聴できない。

 10月3日からポーランドのワルシャワで開催されている「第17回フレデリック・ショパン国際ピアノコンクール」の受賞者コンサートで、18日〜20日に行なわれたファイナルで決まった受賞者の第1位〜第6位が演奏。

ライブ配信の予定

 両日とも、前半に第6位から第2位までの受賞者がピアノソロ(各10分)を演奏し、休憩を挟んで後半に第1位を受賞したチョ・ソンジンが協奏曲を演奏する。指揮者はヤツェク・カスプシク、管弦楽はワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団。

第17回 フレデリック・ショパン国際ピアノコンクール 受賞者

チョ・ソンジン(第1位)
シャルル・リシャール=アムラン(第2位)
ケイト・リウ(第3位)
エリック・ルー(第4位)
イーケ・トニー・ヤン(第5位)
ドミトリー・シシキン(第6位)

(中林暁)