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SCEが4月からソニー・インタラクティブエンタテインメントに社名変更

 ソニー・コンピュータエンタ テインメント(SCE)は、2016年4月1日付けで社名をソニー・インタラクティブエンタテインメントに変更する。アンドリュー・ハウス氏が引き続き社長を務める。

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)とソニー・ネットワークエンタテインメントインターナショナル(SNEI)が、両社の持つすべてのハードウェア、ソフトウェア、コンテンツ、ネットワークサービスの各事業組織のオペレーションを統合した新会社「ソニー・インタラクティブエンタテインメントLLC」(SIE)を4月1日付けで設立。これに伴い、SCEの社名がソニー・インタラクティブエンタテインメントとなる。

SCEとSNEIが統合してSIEに

 SCEは、1993年11月に創業。1994年12月に「プレイステーション」を日本で発売し、以降、プレイステーションシリーズの企画・開発・製造・販売などを手がけている。

 一方、2010年4月に設立されたソニー・ネットワークエンタテインメントインターナショナル(SNEI)は、プレイステーションネットワーク(PSN)を通じて、オンラインでのゲームソフトの販売、メンバーシップサービス「プレイステーション プラス」、ストリーミングゲーム「プレイステーション ナウ」、クラウドベースのTV視聴サービス「プレイステーション ヴュー」、映像配信の「プレイステーション ビデオ」、スポティファイと提携した音楽配信「プレイステーション ミュージック」などを提供している。

 現在は、PlayStation 4の普及や、PSNのユーザー数拡大が続いているが、「世界中の皆様に今後もプレイステーションの先進性のあるエンタテインメント体験を提供するには、SCEとSNEIの両社が運営する、これらの強固なビジネスを一つの組織としてより一元的に推進していくことが不可欠」と判断。両社の経営資源を統合した新会社のSIEを設立する事になったという。

 SIEの所在地は米カリフォルニア州サンマテオだが、東京とロンドンにも引き続き、グローバル規模でビジネスオペレーションを遂行する組織を設置。この東京の組織が、SCEから社名変更するソニー・インタラクティブエンタテインメントとなる。「各地域の特性を活かしたビジネスオペレーションと連携しながら、企業価値の最大化に努めていく」(SCE代表取締役 社長 兼 グローバルCEO、ソニー グループ役員 ネットワークエンタテインメント担当 アンドリュー・ハウス氏)という。SIEの資本金は200万ドル。

 事業戦略として、「『プレイステーション』ユーザーの維持、拡大」、「ARPPU(Average Revenue Per Paying User:購買ユーザー1人あたりの売上)の向上、関連売上の増大」を事業戦略として継承。2017年度には、ソニーグループにおけるゲーム&ネットワークサービス分野として、売上高1兆4,000億円〜1兆6,000億円、営業利益率5〜6%を経営数値目標として掲げている。

SIEのグローバル経営体制図

(山崎健太郎)