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光城精工、オーディオ用電源を2出力に分岐するタップ「Force barDP2」

 光城精工は、オーディオ機器向け電源アクセサリ「Force bar」シリーズの新モデルとして、1つの電源を分岐して2個の電源タップなどに連結・供給できる「Force barDP2」を3月3日より発売する。価格は12,200円。

Force barDP2

 同社が扱うForce barシリーズの電源アクセサリは、連結用コンセントを1系統備え、IEC60320規格 C13に準じた3Pインレットのある電源タップと直列接続できる。

 新モデルのForce barDP2は、電源入力(インレット)×1と、出力用の連結コンセント×2を備え、Force barシリーズを分岐して接続できるのが特徴で、壁コンセントからの電力供給を効率的に分配できるとする。利用例として、デジタル機器とアナログ機器や、小信号/大電力機器の分離などを想定している。

 入出力容量は共に1,500VA。筐体内部で、4N無酸素銅単線を使ったV型シンメトリック(等長)配線を行ない、出力系統の違いによる音質変化を抑制。また、最短距離で配線することで電導ロスの低減も追求している。

 他のForce barシリーズと同様に「M.I.S.メカニカルアイソレーションシステム」構造を採用。電源の入力から出力まで、全ての配線ラインをサブシャーシに載せて外装ケースから独立させ、不要振動の伝達を防ぐ。外形寸法は117×81×35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約320g。

オーディオ用電源を1入力2出力に分岐できる

(庄司亮一)