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キヤノン、従来比150%の長時間撮影が可能なファミリー向けビデオカメラ「R72/R700」

 キヤノンはビデオカメラのファミリー向け新モデルとして、「iVIS HF R72」と「R700」の2モデルを2月下旬に発売する。キヤノンオンラインショップのみでの販売となり、直販価格はR72が45,800円、R700が27,800円。R72は無線LAN機能と32GBメモリ、SDカードスロットを装備。R700はSDカードスロット装備モデルとなる。

iVIS HF R72のブラウンモデル

 撮像素子は総画素約328万画素、有効約207万画素の1/4.85型CMOSセンサー。35mm換算で38.5〜1,232mmの光学32倍ズームを搭載。撮像素子の有効エリアを効率的に使用する事で、ズーム領域を拡大させる57倍のアドバンストズームも利用できる。

 レンズシフトの光学式手ブレ補正と、電子式補正を組み合わせているほか、5軸方向の手ブレを補正できるダイナミックモードも搭載。歩きながらの撮影でもブレを大幅に低減できるという。さらに、カメラの状況を自動的に判別し、最適なブレ補正を行なう「マルチシーンIS」も搭載する。

カラーはブラウンとホワイト
ブラウンモデル
ホワイトモデル

 従来モデルのR62との大きな違いは、大容量バッテリを同梱している事。これにより、従来比約150%の長時間連続撮影を実現。R62は約120分の撮影が可能だったが、R72/R700では約165分の撮影を可能にしている。バッテリはBP-718から、BP-727に変更となる。また、モニタで操作するUIのレイアウトデザインも一新している。

 フレーミングアシストが利用可能。高倍率ズーム撮影時に、被写体を見失うのを防ぐための機能で、画面上の探索ボタンを押し続ける事で、広角アングルに切り替わり、被写体を見つけた後で、ガイドフレームを使って元のズーム位置まで戻れる。従来モデルも搭載していたが、使いやすさが向上。被写体を探す動きをカメラが自動で検出し、素早くワイド側にズームアウトするオート機能を新搭載。カメラが静止すると、元のズーム位置に自動で戻り、そのまま撮影を続けられる。

 撮影モードに新たに「高輝度優先(ガンマ)」を追加。中〜高輝度の色再現性と、解像感をリアルに表現できるというガンマカーブの事で、中〜高輝度でカーブをあまり持ち上げず、階調性を維持。そのガンマカーブで撮影した映像を、輝度を明るめにしたテレビで表示すると、HDRのような映像が楽しめるという。ただし、HDR撮影向けの新しい映像フォーマットではなく、あくまで“表示するテレビの輝度を明るめにする事を想定したガンマカーブ”となる。

iVIS HF R700

 1080/60pの撮影に対応し、AVCHDとMP4どちらでも録画が可能。AVCHDでは最大28Mbpsだが、MP4では最大35Mbpsのハイビットレート記録が可能。

 MP4撮影時は、「Slow & Fastモーション」撮影機能が利用可能。1/2のスローモーション撮影と、2倍〜1,200倍までのファストモーション撮影ができ、表現の幅を広げられる。R72のみ、再生時Fastモーション変換機能も備えている。

 液晶モニタは3型で、約23万画素。内部のLEDの数を増やすことで、輝度を1.5倍に、色再現性を約12%向上。屋外撮影での視認性が向上しているほか、撮影シーンに合わせてバッテリの消費を抑える標準設定と、屋外でも見やすい高輝度設定を切り替えられる。

iVIS HF R700

 内蔵メモリはR72が32GB、R700は非搭載。どちらのモデルもSD/SDHC対応のメモリーカードスロットを装備。R700はFlashAirにも対応する。

 R72は無線LAN機能を装備。iOS/Androidの「CameraAccess plus」アプリを使ってライブ映像の受信や、カメラの遠隔操作が可能。iOS向けの「Movie Uploader」を使い、YouTubeやFacebookへの映像アップロードもできる。NFCにも対応。カメラパンテーブル「CT-V1」や、ストレージデバイスの「Connect Station CS100」とも連携できる。

 外形寸法は約53×116×57mm(幅×奥行き×高さ)で、本体のみの重量はR72が約240g、R700が約235g。

卒入園式 歩き撮りでもブレない「iVIS HF R72/R700」【キヤノン公式】

(山崎健太郎)