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LG、4K/120Hzをワイヤレスで楽しめる97型有機ELテレビ「M5」。ピーク輝度約3倍「G5」

「OLED M5」

LGエレクトロニクス・ジャパンは、2025年の4K有機ELテレビラインナップとして、テレビ部とチューナー部をワイヤレス接続する「OLED M5」と、フラッグシップモデル「OLED G5」を、7月1日より順次発売する。サイズ展開はM5が97型のみ、G5が83/77/65/55型の4種。いずれも価格はオープン、市場想定価格はG5の55型「OLED55G5PJB」が45万1,000円前後から。


    OLED M5
  • 97型「OLED97M5PJA」 7月1日発売 451万円前後

    OLED G5
  • 83型「OLED83G5PJA」 7月下旬発売 121万円前後
  • 77型「OLED77G5PJB」 7月下旬発売 88万円前後
  • 65型「OLED65G5PJB」 8月下旬発売 61万6,000円前後
  • 55型「OLED55G5PJB」 7月下旬発売 45万1,000円前後

OLED M5

4K/120Hzの高画質・高音質をワイヤレスで楽しめるというモデル。配線の制約が少ないため、テレビを置く場所の選択肢が広がるという。なお、テレビ本体とチューナー部「Zero Connect Box」には電源ケーブルの接続が必要で、Zero Connect Boxはテレビのワイヤレスレシーバーより低い位置に設置する必要がある。

映像エンジンは、ディープラーニングで進化したというAIプロセッサー「α11 AI Processor 4K Gen2」を採用。低解像度の映像を高精細な4K画質に変換する「AIスーパーアップスケーリング」や、視聴映像のジャンルとシーンをAIが自動認識して画質を最適化する「AI映像プロ」など、さまざまな高画質技術を備えている。

「Zero Connect Box」

テレビ自体は細いフレームと極薄パネルによるシームレスデザインで、「空間に溶け込み、インテリアの美しさを引き立てる」という。製品には壁掛け金具が同梱され、スタンド(SR-M3DT)は別売り。

Dolby VisionやFILMMAKER MODEに対応するほか、昼間など明るい部屋で視聴する際、黒い部分がつぶれて見える暗いシーンでも、AIが暗部の輝度を最適化する「AI輝度」などを利用できる。

そのほか、好きな絵を選ぶだけで、約16億通りのパターンの中からAIがユーザー好みの画質を提案する「パーソナルピクチャーウィザード」、提示されたサウンドの中から好みのサウンドを数回選ぶだけで、約4,000万通りのパターンの中から、AIがユーザー好みのサウンドを勧めてくれる「パーソナルサウンドウィザード」も搭載。

97型「OLED97M5PJA」

またLGテレビの特長でもあるマジックリモコンには、AIボタンを新搭載。ボタンを押して話しかけると、AIがリクエストに応えてくれる。話しかけるだけで自身のLGアカウントに自動で切り替わる「AI音声認識」や、テレビの設定や操作を教えてくれる「AIチャットボット」、視聴履歴や検索ワードからユーザーの“観たい”を提案するという「AIコンシェルジュ」などを利用できる。

引き続き、LG独自の「webOS」を採用し、さまざまな動画配信サービスを視聴可能。OSは5年間で計4回のアップデートが保証される。

内蔵スピーカーはダウンファイアリング式で4.2ch、最大出力は60W。サウンド面では「AIサウンドプロ」を搭載。まるで14台のスピーカーに囲まれているようなサウンドが楽しめるというバーチャル11.1.2chの立体音響や、AIが背景音と人物の声を識別し、セリフを聴き取りやすくする機能、コンテンツをAIが分析してジャンルに合わせて最適化する「アダプティブサウンドコントロール」などを備えた。

「Zero Connect Box」の背面

HDMI入力は4系統で、4K/120HzやeARC(HDMI 2)、VRR、ALLM、QMS(Quick Frame Transport)、QFT(Quick Media Switching)などに対応。有線LAN端子やヘッドフォン出力、光デジタル音声出力、USB2.0×2なども搭載した。

スタンドを除いた外形寸法は2,155×28.2×1,235mm(幅×奥行き×高さ)、重さは57.5kg。Zero Connect Boxの外形寸法は230×230×121.7mm(同)。

OLED G5

「OLED G5」

独自の輝度向上アルゴリズムにより、ピーク輝度が2025年B5対比で約3倍に向上したフラッグシップシリーズ。「有機ELテレビは“暗い”というイメージを覆す、明るく鮮明な有機ELテレビをご体験ください」とのこと。

83型「OLED83G5PJA」

4K/120Hz(VRR 165Hz)やDolby Vision、HDR10、HLGに対応。FILMMAKER MODEも利用できる。

77型「OLED77G5PJB」

映像エンジンは、ディープラーニングで進化したというAIプロセッサー「α11 AI Processor 4K Gen2」を採用。低解像度の映像を高精細な4K画質に変換する「AIスーパーアップスケーリング」や、視聴映像のジャンルとシーンをAIが自動認識して画質を最適化する「AI映像プロ」など、さまざまな高画質技術を備えている。

65型「OLED65G5PJB」

またLGテレビの特長でもあるマジックリモコンには、AIボタンを新搭載。ボタンを押して話しかけると、AIがリクエストに応えてくれる。話しかけるだけで自身のLGアカウントに自動で切り替わる「AI音声認識」や、テレビの設定や操作を教えてくれる「AIチャットボット」、視聴履歴や検索ワードからユーザーの“観たい”を提案するという「AIコンシェルジュ」などを利用できる。

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内蔵スピーカーはダウンファイアリング式で4.2ch、最大出力は60W。サウンド面では「AIサウンドプロ」を搭載。まるで14台のスピーカーに囲まれているようなサウンドが楽しめるというバーチャル11.1.2chの立体音響や、AIが背景音と人物の声を識別し、セリフを聴き取りやすくする機能、コンテンツをAIが分析してジャンルに合わせて最適化する「アダプティブサウンドコントロール」などを備えた。

83型「OLED83G5PJA」背面

HDMI入力は4系統で、4K/120HzやeARC(HDMI 2)、VRR、ALLM、QMS(Quick Frame Transport)、QFT(Quick Media Switching)などに対応。有線LAN端子やヘッドフォン出力、光デジタル音声出力、USB2.0×2なども搭載した。

サイズごとのスタンドを含めた外形寸法と重さは以下のとおり。また85型のみ壁掛け金具が同梱される。

  • 83型「OLED83G5PJA」 1,847×321×1,115mm(幅×奥行き×高さ)・45.7kg
  • 77型「OLED77G5PJB」 1,712×321×1,039mm(同上)・40.3kg
  • 65型「OLED65G5PJB」 1,441×263×865/910mm(同上)・27.3kg
  • 55型「OLED55G5PJB」 1,222×263×742/787mm(同上)・22.1kg