ニュース

ハイレゾプレーヤー「FiiO X7」に取り付けるアンプモジュール「AM2」。MUSES02採用

 小柳出電気商会(オヤイデ)は、ハイレゾオーディオプレーヤー「FiiO X7」の下部に取り付ける、交換用アンプモジュール「AM2」を4月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,000円前後。

交換用アンプモジュール「mediumーpower type」を取り付けているところ

 FiiO X7は、無線LAN/Bluetooth機能を備えたFiiOの最上位ポータブルオーディオプレーヤー。下部に搭載したアンプがモジュール構造となっており、これを別売のモジュールに付け替える事で音の違いなどを楽しめる。標準で搭載されているのは「AM1」。「AM2」は、この交換機構に対応するモジュール。

交換用アンプモジュール「mediumーpower type」

 「medium-power type」と位置づけられており、音の傾向としてオヤイデは、「X7+AM1でも体感できた高水準な音質はそのままに、ドライブパワーとバックグラウンドの静寂感を増したAM2は、X7の実力をより魅力的な形で引き出す」としている。オペアンプには、新日本無線の「MUSES02」を採用(AM1はTIのOPA1612)。出力はステレオミニ。

 AM2を使う事で、出力は350mW(16Ω)、300mW(32Ω)、30mW(300Ω)に強化される(AM1は200mW/100mW/10mW)。

 FiiO X7は、DSD 5.6MHzやPCM 384kHz/32bitなどのネイティブ再生が可能な、Android搭載ハイレゾプレーヤー。内蔵メモリは32GBで、1基のmicroSD/SDHC/SDXCスロット(最大128GB)も備える。本体の実売価格は99,900円。

取り付けるとディスプレイの左上に、接続を知らせる表示が出てくる

(山崎健太郎)