東芝、地デジチューナ搭載ノートPC「dynabook TV」

-harman/kardonスピーカーなどAV機能強化


dyabook TV68J2

7月11日発売

標準価格:オープンプライス


 株式会社東芝は、地上デジタルチューナを搭載したノートパソコン「dynabook TV」シリーズを7月11日より発売する。「TV/68J2」の1モデル展開で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は18万円台半ばの見込み。

 同社のノートパソコンは、AV機能を重視した「Qosmio」シリーズと、ベーシックな「dynabook」の2ブランドで展開しているが、dynabookシリーズで初の地デジチューナ搭載モデルとなる。ただし、メディアプロセッサの「SpursEngine」は搭載していない。

 16型/1,366×768ドットのClear SuperView液晶を搭載したノートPC。CPUは、Core 2 Duo P8700(2.53GHz)で、メモリは4GB、HDD 400GB。DVDスーパーマルチドライブも搭載。OSはWindows Vista Home Premium。

 地上デジタルチューナを搭載し、テレビ放送を視聴できるほか、AV統合ソフト「Qosmio AV Center」によるテレビ録画も可能。録画のための「録るナビ」、映像を見る「見るナビ」、番組表の「番組ナビ」の3つのナビゲーションにより、シンプルな録画/視聴機能を実現している。

 harman/kardon製のステレオスピーカーも搭載するほか、「ドルビーサウンドルーム」や「MaxxAudio」などのサウンド技術も搭載するなど、AV機能を強化している。また、「Cyberlink MediaShow for TOSHIBA」を搭載し、デジタルカメラ画像の自動画質補正やセピア調などのエフェクトや、DVDビデオ作成などが行なえる。

 インターフェイスは、HDMI出力×1とアナログRGB(D-Sub15ピン)出力×1、光デジタル/ヘッドフォン共用出力(ミニジャック)、USB 2.0×4(1系統はeSATA共用)、eSATA×1、マイク入力、Ethernet、IEEE 802.11n Draft2.0対応無線LANを装備。FeliCaポートも搭載している。

 また、19mmピッチの“フルサイズ”テンキーも搭載。キーボードも光沢あるセミグロスキーボードを採用している。バッテリ駆動時間は約1.3時間。外形寸法は約384×259×36.5~41.0mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.0kg。リモコンやB-CASカードが付属。Office Personal 2007 SP1も付属する。

 「東芝Windows 7優待アップグレードキャンペーン」の対象機種となり、2010年1月31日までの購入者は、3,000円で次世代OSの「Windows 7」へアップグレードできる。


(2009年 7月 2日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]