ローランド、PCMレコーダ「R-09HR」に編集機能などを追加

-新ファーム公開。セルフタイマーやチューニング機能も


10月1日公開


 ローランド株式会社は、EDIROLブランドのポータブルリニアPCMレコーダ「R-09HR」の新ファームウェアを10月1日に同社サイトで公開した。

R-09HR
 新ファームのVer.2.0で追加される機能は主に4つ。本体のみでファイルの分割/結合が可能な編集機能と、セルフタイマー機能、クロマチックチューナ機能、メトロノーム機能。

 編集機能では、1/10秒単位で分割(Divide)でき、同一フォーマットのファイルを結合(Combine)可能。分割/結合ともに非破壊で編集できる。

 セルフタイマー機能は2/5/10秒から選択可能。クロマチックチューナは、弦楽器向けのシンプルなチューナのほか、管楽器やボーカル練習向けのグラフィックチューナも用意。ストロボチューナ風のUIで、高精度なチューニングが行なえるという。また、内蔵スピーカー/ヘッドフォンから基準音を再生することができる。

 メトロノームは30~250のテンポと0~8のビート設定が可能。録音待機中/録音中でも使用でき、レベル調整もできる。本体スピーカーまたはヘッドフォンでモニタリングが行なえる。



(2009年 10月 2日)

[AV Watch編集部 中林暁]