愛媛県警、CPRM解除ソフト販売で東芝社員を逮捕
11月25日発表
愛媛県警察は25日、デジタル放送録画機器でも利用されているコピー保護方式の「CRPM」を解除するプログラムを販売したとして、長野県佐久市の39歳男性を著作権法違反で逮捕した。
CPRMはデジタル放送録画番組をダビングしたDVDなどに対して、技術的な著作物保護方式として利用されている。逮捕男性は、このCPRMを解除するプログラムの複製物を2008年10月17日ごろに愛媛県松山市の18歳少年に対し、インターネットからダウンロードさせる方法で販売。さらに、同年10月22日ごろに27歳男性に対し、CD-Rに記録して宅配便により送付する方法で販売した。
逮捕された男性が勤務していた東芝は、「誠に遺憾に考えている。今後の捜査状況を踏まえて、厳格に対応していく」としている。
(2009年 11月 25日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]