ディズニー、映画配給とBD/DVDソフト販売部門を統合

-ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが設立


3月3日発表

2月のコンベンションで挨拶する塚越隆行氏
 ウォルト・ディズニー・ジャパンは、3月1日付けで組織改正を実施。映画配給などを行なうウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズと、Blu-ray/DVDなどの販売を行なうウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントを統合させ、新組織ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンを設立した。

 新組織のシニア・ヴァイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーには、ホーム・エンターテイメントの日本代表として、同部門を10年間率いてきた塚越隆行氏が就任。モーション・ピクチャーズ・ジャパンの鈴木英夫日本代表は、3月31日付けで退職となる。

 統合の目的としてウォルト・ディズニー・ジャパンは、変化の激しい消費者のライフスタイルに合わせ、「映画からDVD/Blu-rayなどのパッケージ・メディア、さらにはビデオ・オン・デマンド(VOD)、そして、テレビまですべてのプラットフォームを一貫してサポート。 総合的なプロモーション活動を行ない、消費者行動の変化に対応していく理想的な構造になる」と説明している。


(2010年 3月 3日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]