パナソニック、ワンセグ録画対応の新ストラーダポケット
-5機種9製品。8GB SDカード採用。ワンセグ持ち出しも
パナソニックは、ポータブルSDカーナビ「Strada Pocket(ストラーダポケット)」シリーズの新商品として、7型液晶を備えたナビ2機種4モデル、5型液晶を備えたナビ3機種5モデルを4月16日より発売する。価格はいずれもオープンプライス。主な仕様や店頭予想価格は下表の通り。カラーはブラックとなる。
なお今回、カー用品店向けと家電流通向けの製品をラインナップ。同スペックだが、流通経路の違いで型番が異なるものも用意する。
液晶サイズ | 型番 | 流通先 | 主な仕様 | 店頭予想価格 |
7型/480×234ドット | CN-MP700VD-K | カー用品 | 8GB SD | 79,000円前後 |
CN-SP700VL-K | 家電ルート | |||
CN-MP700D-K | カー用品 | 8GB SD | 69,000円前後 | |
CN-SP700L-K | 家電ルート | |||
5型/480×272ドット | CN-MP500VD-K | カー用品 | 8GB SD | 6万円台半ば |
CN-SP500VL-K | 家電ルート | |||
CN-MP500D-K | カー用品 | 8GB SD | 5万円台半ば | |
CN-SP500L-K | 家電ルート | |||
CN-SP300L-K | 家電ルート | 8GB SD | 4万円台半ば |
CN-MP700D-K/CN-SP700L-K | CN-MP500VD-K/CN-SP500VL-K |
CN-MP500D-K/CN-SP500L-K | CN-SP300L-K |
いずれもタッチパネル式のバックライト液晶を搭載したポータブルナビ。フルフラットパネルデザインを採用し、上質なデザインと操作性・視認性の両立を図ったという。地図データの記録メディアにSDカードスロットを採用。ワンセグチューナを搭載し、番組視聴に加え、SDカードへの録画もできる。アンテナは2段階収納タイプ。
同社のBDレコーダ「DIGA」や、薄型テレビVIERAのRシリーズで、SDビデオ形式で録画したSDカードや、DIGAの“ワンセグ持ち出し”機能でSDカードに書き出したワンセグ放送などが、ポータブルナビで再生できる。
そのほか、メモリ内のMP3/WMA再生機能も搭載。FMトランスミッタも内蔵し、AV音声をFMチューナを介してカーオーディオで再生できる。但し、CN-SP300L-KはMP3/WMA再生機能は利用不可で、FMトランスミッタはオプションとなる。20×40mmユニットを採用したスピーカーを内蔵。最大出力は1.5W。ヘッドフォン端子も備える。
ナビ機能は、8GBのmicroSDHCカードを同梱しており、全国1,022都市の市街地図や、タウンページに掲載の事業所の電話番号約890万件、タウンページに掲載に個人宅の電話番号約2,100万件、住所情報約3,700万件分の地図データを収録。建物の立体表示や高速入口案内、2画面地図機能なども備えている。駐車場やコンビニなどを地図上に素早く表示させる「ランドマークセレクト」機能や、「高速迂回ルート」機能を搭載。
高性能CPU搭載により、高速なルート検索や地図スクロールが可能。自車位置測定システムには、加速度センサーとジャイロセンサーで構成される「3Dハイブリッドセンサー」を採用する(CN-SP300L-K除く)。GPS測定機能と同時使用することで、より正確な位置を測位し、GPS信号が受信できない場所などでも、「3Dハイブリッドセンサー」からの情報のみで自車位置を測位できる。さらに、VD/VLモデルは、FM-VICSに対応。渋滞情報や交通規制情報も受信できる。
電源は内蔵のリチウムイオンバッテリで、7型はナビの利用で約3時間、ワンセグの利用で約3時間10分、5型はナビ使用で約3時間10分、ワンセグで約3時間20分。充電時間は約3時間(シガーアダプタ使用時)。外形寸法と重量は、7型モデルが195×29×108mm(幅×奥行き×高さ)/508g、5型モデルが139×26×89mm(同)/302g。
(2010年 3月 16日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]