テクニカ、ワイドバックバンド採用のヘッドフォン

-ダブルヘッドバンドも。快適な装着性と密閉性を両立


ワイドバックバンドスタイルの「ATH-XS7」

8月20日発売

標準価格:「ATH-XS7」6,300円
       「ATH-XS5」5,670円


 オーディオテクニカは、ポータブルヘッドフォン2製品を8月20日に発売する。価格は「ATH-XS7」が6,300円、「ATH-XS5」が5,670円。カラーは「ATH-XS7」がブラック(BK)とイエロー(YL)の2色。「ATH-XS5」はブラック(BK)/レッド(RD)/ホワイト(WH)の3色を用意する。

 いずれも、40mm径のユニットを搭載する密閉ダイナミック型ヘッドフォン。特徴はヘッドバンドの形状で、「ATH-XS7」はバンドを頭の後ろ側に回して、髪を気にせず装着できるという“ワイドバックバンドスタイル”を採用。幅広のバンドにより、安定した側圧を実現している。また、「ATH-XS5」は、キャップやニット帽などの上からでもホールドできるという“ダブルヘッドバンド”で装着安定性を向上。軽量化も追求したという。

ダブルヘッドバンドスタイルの「ATH-XS5」ATH-XS5はハウジング部を回転して平らにできる

 いずれもイヤーカップは新設計で、圧迫感のない装着感を実現しながら音漏れを抑制している。また、イヤーパッドには、装着時にずれにくいという「スリップレスイヤパッド」を採用し、高い密閉性を保つという。

 さらに、ハウジングの外周とハウジングケースのトップには、外部からの衝撃に配慮したエラストマー素材を採用。また、ケーブルのブッシング(付け根)部分をハウジングケース内に収めることで、落下したときなどもケーブルが直接地面に当たらず、断線を防げるという。XS5は、ハウジング部を回転させることで平らにして収納できる。

 再生周波数帯域は、XS7が10Hz~24kHz、XS5が10Hz~22kHz。出力音圧レベルは100dB/mW、インピーダンスは47Ω、最大入力は1,000mWで共通。ケーブル長はいずれも1.2mで、XS7は片出し、XS5は両出し。プラグは金メッキのステレオミニ/L型。ケーブルを除く重量はXS7が135g、XS5が155g。



(2010年 7月 23日)

[AV Watch編集部 中林暁]